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シュタイナーはこう言った!【全ての人間はハーモニーを生み出すために生きている】
シュタイナー“Knowlegde of the Higher Worlds and it’s attainment.”より。
シュタイナーもまた中庸を説きますが、なぜ中庸なのかも説いています。
「
『高次知識』を得た人は、やたらと行きすぎたことをしないし、健康にも気を使う。なぜなら彼女の目的は、『ハーモニーを奏でること』なのだから。
」
【感想】
「中庸」の理解には本当に苦労させられるわ。「頑張りすぎちゃダメ」とか、逆に「怠け過ぎてもだめ」とか。どっちやねん‼️って。
それに俺、「頑張ったら頑張っただけイイに決まってるじゃねぇか」ってずっと思ってた。だもんで、「中庸って何よ⁉️」って半ばムカついてたわけです。
ただ心理的な中庸の意味の方は、本当にお陰様で、研究の末なんとかなった感もあったんです。でもマクロ的な中庸の意味に思いを馳せることは、完璧に忘れてました。
で、今回、シュタイナーが見事な解答をしてくれたってわけです。感激(๑>◡<๑)
【全ての人間はハーモニーを生み出すために生きている】
シュタイナーはそう言います。
逆に個人主義的な思考をすれば、お馴染み、こうなります。
「やればやるほどいい」
「頑張れば頑張るほど、それだけイイモノを手にして当たり前」
よく考えれば、これってあくまで個人的に肉体的満足を得る手段にすぎないよな、と。σ^_^; 一人だけ突出してしまったら、ハーモニーにゃあなり得ねえなあ、と^_^
やっぱ人間は社会的動物だ。たとえばこの間、二宮金次郎の7代目の孫の中桐万里子さまに、こんなことを教えてもらった。
「フリードリッヒ大王は、子供を完全隔離して食物だけ与え、最初に話す言葉が何か、検証しようとしたんです」
「結果、全員死んでしまいました」
こいつは、人が社会的動物だってことを示す強烈な例だわ。それだけじゃなくって、個人主義がはびこりすぎて「自分ばっかいい目みよう」って思う人が増えた今にも、強烈な示唆があります。
今までの話、一つのQ &Aでまとめてみます。
「自分のために頑張りすぎるとどうなるか❓」
「自分ばっかりいい目を見ようとすると、孤独になって、絶望して死ぬ」
やっぱりシュタイナーはバケモンみたいな天才だわ。
だもんで人間って、
「どんだけイイもん手に出来るか」
じゃなくって、
「どんだけ美しいハーモニー奏でられるか」
ってことを何よりも一義に置かんといかんのだなぁって思いました。
個人主義は論理や思考を最重要視しました。それで「目に見える肉の欲望」を満たそうとしたわけです。
逆に仲間主義(❓)は、論理や思考に蔑まれてきた「感情」も「感覚」も「直感」も復権させて、
「とにかく綺麗なハーモニーを生み出す」
ことに精を出すことになるんだなぁって。目に見えないもの、感じるしかないものを大切にすることになるんだろうなぁ、って思いました。
だいたい肉体的欲望なんて、年に600万もありゃあ十分満たせるら。それなのに「年収5億欲しい」とか俺なんて思っちゃうけど、正直自分ながらアホちゃうかなと。
無限の欲望を満たせるのって、やっぱ人間関係の中でだよな。
う〜ん。年号も令和に変わりますけど、時代もやっぱり変わっていきますね!
お読みくださいまして誠にありがとうございます!
めっちゃ嬉しいです(*^_^*)
起業家研究所omiiko 代表 松井勇人(まつい はやと)
【以下の記述を参考にいたしました。】
「
He regulates his habits and the care of his health in such a way that a harmonious whole is the outcome.
」
Steiner, Rudolf. Knowledge of the Higher Worlds and its Attainment (p.137). Book Tree. Kindle 版.
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