頭の良さを誇るのではなく、ガッツを見せる時代へ
先日、これからすぐ大告白時代が到来すると書かせていただいたが、そのあまりの分かりづらさは自分で驚くほどであった。
そこでここではより端的に、滅びゆく世界と来るべき新世界の違いについて米倉涼子で例えさせていただこうと思う。
「私失敗しませんので」
種々の知識や技術を駆使して成功に導く。
これまでの世界はそんな世界だった。
だが新しい世界はパイを奪い合う世界ではなく、パイを作り出す世界になる。まったく新しいものに挑戦し続けることが求められるのだ。
「あの男が大好きになっちゃった」
「私、告白してきますので」
米倉涼子ですら大恋愛をし告白をする。それが新世界である。
哲学者西田幾多郎は、間接経験と直接経験という術語を使った。間接経験はマーケティングや戦略論。直接経験は起業や営業と言い換えてもいい。机上で考え抜くことと、実践で鍛えることだ。
これまでどこの大学でも、営業を教える大学はなかった。間接経験が優位に立つ世界だったためである。
これからそれが直接経験の世界に変わる。実践とか対話を元に変化し続ける世界に。すなわち、告白し続けることが重要となる。
パイの奪い合いではなく、パイを作り出す社会では失敗を避けて通れない。コンピューターのような人間像ではなく、物語の中の人間像を描くのだ。
米倉涼子が「告白してきますので、見てろお前ら」みたいなキャラになったら人気も鰻登りだろう。そっちの方が断然いい。人間らしい。
頭の良さを誇る時代ではない。ガッツを見せる時代へ。
そもそも人の本来はそちらなのだ。
近年とみに、パーパス経営と呼ばれる「自らの目的はなにか」を捉えて事業をせよと叫ばれるようになった。
実は、そんな天命のようなでかい目的があると人は英雄的な行動をとるようになるのだ。
僕の友人の友人は普通の主婦だったのだけれど、当時の安倍総理に電話をしたり、バングラディッシュの総理に会ったり、ダライラマを動かしたりと、いきあたりばったりなドンキホーテのようなことをして自分の目的を達成しまくっている。
世界平和を実現するために老子を見つけ、土下座して弟子にしてくれるよう頼む。将軍の馬を止めて直談判する。チベットの奥深くに潜む秘宝を手に入れにいく。
頭の良さを誇るのではなく、少年誌のようなガッツを見せる世界に変わってきた。
そんな時代、あなたにはどんな物語のキャラクターが相応しいだろうか。
もちろんである。言っているばかりでは時代に取り残される。まずはこの私からガッツを見せていこうではないか! そう、大いに期待していただきたいと思う。
お読みいただきまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
めっちゃ嬉しいです❣️
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お読みいただきまして、心より感謝いたしますm(_ _)m