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みんなのジェイサポカップ!!

こんにちは!フットゴルファーの小林隼人です。

はじめましての方はこちら!↓↓↓

私はフットゴルファーとして国内外の大会に出場するほか、普及活動として「ジェイサポカップ(以下ジェイサポ)」というフットゴルフ大会を主催しています。

2023年2月に大盛況終了した第5回ジェイサポのプレー中、「なんでジェイサポを始めたんですか?」という質問がありました。大会規模も大きくなってきた今、一度ジェイサポについて振り返り記事にまとめることにしました!

みんなで作ってきたジェイサポに関する熱い思いを全部書きました。少し長いですが、お時間あるときに是非ご覧ください!


1. ジェイサポカップとは

ジェイサポカップとは、その名の通り「Jリーグサポーターによるフットゴルフ対抗戦」です。2021年7月に記念すべき第1回大会開催、その後約半年に一度のペースで定期的に実施しています。

第1回大会の告知バナー

1-1. クラブを背負って戦う

参加者はお気に入りクラブを申告し、必ずどこかのクラブの一員としてプレーします。Jリーグでも地域リーグでもフットサルクラブでも問題なし、人数が少ないクラブは他サポと混合チームを組み(運営側でマッチング)、大会に参加します。

実際のプレーは、一人あたり18ホールを通常通りに回ります。ハンデを加算した個々のスコアを所属チーム毎に合計し、チーム戦で優勝を争います。優勝クラブにはシャーレが贈呈(持ち回り制)され、本物のJリーグでもお馴染みのセレモニーが!

普段応援している側のサポーターが、応援される側となってクラブを背負って戦う。そんなイベントです!

最多優勝、王者栃木SCサポーターフットゴルフ部

1-2. キッカケはJリーガーとの出会い

大会を始めたキッカケは、Jリーガーとの出会いによる彼らのファンやサポーターとの交流です。2019年1月にフットゴルフを通じて加藤順大選手(当時京都)、三幸秀稔選手(当時山口)、黒川淳史選手(当時水戸)と出会いました。その後、Twitter等を通じて彼らのファンやサポーターとも交流を持つこととなりました。

2019年1月、この日がジェイサポ誕生の第一歩!

3人との出会いを通じ、自分自身も久々にスタジアムへ。スタジアムで見たJリーグはとても面白かった!そして彼らのファン・サポーターたちは夢中で自分たちのクラブを応援し、喜怒哀楽を楽しんでいるように見えました。

そんなサポーター達とみんなでワイワイとフットゴルフ対抗戦をしたら面白いんじゃないか?このようにして、記念すべき第一回のジェイサポカップ開催が決定しました!

ちなみに、当時Twitterでの参加募集に対し、真っ先に手を挙げたのが栃木SCサポーターの仲良し3人組!全く面識の無かった彼らが大会を盛り上げてくれたことが「初参戦でも楽しめるジェイサポ」の流れを作ったことは間違いありません。

フットゴルフ普及に大きく貢献した3人!

1-3. お気に入りのユニホームでプレー

ジェイサポの最大の特徴は、お気に入りのサッカーユニホームを着て「我がクラブ」を背負ってプレーする点です!

チーム毎に撮影する集合写真や円陣では、クラブを背負うサポーターの覚悟が見れます。クラブの応援歌を歌い試合に挑む瞬間は、とても気持ちが高ぶります!

最大勢力、浦和レッズサポーターフットゴルフ部の集合写真
アルサポフットゴルフ部の試合前円陣

フットゴルフはゴルフ場で行うため、襟付きシャツの着用が義務付けられます。本来サッカーユニホームでのプレーは禁止ですが、ジェイサポではゴルフ場の協力のもと許可をいただいています。

これまで大会開催地としてご協力いただいたのは、ジュンミニゴルフ(茨城県阿見町)と鳳凰ゴルフ倶楽部(群馬県太田市)の二つのゴルフ場。こうしてご理解をいただけるゴルフ場があるからこそのジェイサポカップ、感謝の気持ちで一杯です。

ジュンミニゴルフ(茨城県阿見町)
鳳凰ゴルフ倶楽部(群馬県太田市)

参加者の中には、とても懐かしいユニホームを着ている方も数多くいらっしゃいます。Jリーグが始まって30年、ここで見れるのはまさに歴史の教科書!カズ、ペレイラ、リネカー、浅野、カレッカ、棚田伸…、過去のユニホームを見るだけで当時の思い出話に華が咲きます。若い選手達は「ちょっと何言ってるかわからない」って思ってるはずです笑

ヴェルディ、グランパス、レイソルのオールドユニホーム!涙

2. 大会を盛り上げる様々な要素

ここからはジェイサポを盛り上げる様々な要素をご紹介していきます。自身が参加してきた国内外の大会を参考に、良い部分を取り入れてきました!

2-1. シャーレを掴み取れ!

ジェイサポでは、「大人が本気で楽しめる大会」であることを大切にしています。各クラブが目指すのはジェイサポチャンピオンシャーレ!本物のJリーグシャーレを参考に、細部までこだわってデザインしました。また、優勝クラブには歴代チャンピオンボードに名を刻む権利が与えられます!

高級感漂うチャンピオンシャーレと歴代チャンピオンボード

いま思うと、このシャーレの登場がジェイサポを次のレベルに引き上げた感があります。「シャーレを掴み取れ!」を合言葉に、クラブを背負ってサポーター達の熱戦が繰り広げられ、最後に残るのは歓喜の優勝チームと崩れ落ちる準優勝チーム。少し残酷ですが、悔しい負けがあるからこそ、次の勝利の嬉びが大きくなるものです。Jリーグと一緒ですね!

歓喜の瞬間!

2-2. 豪華スペシャルゲスト!

これまでの大会ではスペシャルゲストの皆様が大会を盛り上げて下さいました!テレビで見ていたJリーガー、WEリーガー、元Jリーガーと一緒にプレーしたり写真を撮ったり、参加者にとって夢のような時間です!

過去のスペシャルゲスト
加藤順大さん(元浦和レッズ、大宮アルディージャ、京都サンガ)
太田宏介選手(町田ゼルビア)
青木剛さん(南葛SC、元鹿島アントラーズ ほか)
柴山史菜選手(大宮アルディージャVENTUS)
高橋はな選手(浦和レッズレディース)
柳澤紗希選手(新潟アルビレックスレディース)
高木義成さん(元東京ヴェルディ、名古屋グランパス、FC岐阜)

第3回大会、豪華スペシャルゲスト!
第5回大会、高木義成さんと関東グラサポフットゴルフ部
第5回大会、青木剛さんと鹿島アントラーズサポーターフットゴルフ部

参加したスペシャルゲストの方々も、フットゴルフをとても楽しんでくれました!

中でも、第4回からご参加いただいている高木義成さんはご自身のJリーガーとしての経験をもとに、ジェイサポに対する思いをnoteで語ってくださいました!その一部を引用します。

私は、本当にこのジェイサポカップの景色を見るのが大好きになってしまいました。

応援するチームが違い、ユニももちろん違い、思いや、立場など人それぞれだけど、あの雰囲気のもと楽しめること。

当たり前じゃ無いよね。

参加者の皆さん。
Jリーグ、サッカーを応援してくれてありがとう(Jリーグではないカテゴリーも同じ仲間です)

皆さんがいるからこそ、日本のサッカーが成り立っています。
と、私はあの光景を見て胸を張ってこの先も色々なところで言うと思います。

スタジアムではどうぞバチバチに戦ってください!勝敗に一喜一憂してください!

それも、クラブ、選手の力になると思います。

でも、ゴルフ場で会うときは、穏やかに
『球転がしましょう』ね!

次回もまたお会いしましょう!

高木義成

高木義成note「カメラのタカギと僕と、時々、小林隼人」

フルバージョンはこちら↓↓↓

本物のJリーガーにこう言っていただけるのはとても嬉しいですね!義成さん、いつもありがとうございます!

2-3. みんなでワイワイ最高の休日を!

チーム対抗戦で熱く優勝を争うジェイサポですが、根底にあるのは「フットゴルフを楽しむ」という理念です。プレー内外問わず、この日を思いっきり楽しむ要素が満載です!

・初心者大歓迎のハンデマッチ
・驚異のスピードを誇るスコア集計システム
・賞品を掴み取れ!「お楽しみ抽選会」
・いつも美味しい「ジュンミニカレー」
・豪華「風月のフットゴルフランチ」
・ジェイサポマスコット総選挙

参加者全員でお楽しみ抽選会!
みんな大好きジェイサポカレー
鳳凰ゴルフ倶楽部に併設の懐石レストラン「風月」
ジェイサポマスコット総選挙

ゴルフ場や多くのご協賛企業さまの協力により、地域リーグ等と比べて安価な参加費でありながらこの仕組みが実現できています。この場を借りて感謝申し上げます。いつもありがとうございます!

ご協賛各社様
フィンタジャパン 様(サッカーブランド)
ジュンミニゴルフ 様(茨城県阿見町のゴルフショートコース)
鳳凰ゴルフ倶楽部 様(群馬県太田市のゴルフ場)
ソフィアクリスタル 様(トロフィーなどの販売)
カメラのタカギ 様(写真やオリジナルグッズの制作)
Ottoman 様(ボールホルダーの販売)
真我 様(新中野のフットゴルフ居酒屋)
ツカっとチャンネル 様 (フットゴルフ系YouTubeチャンネル)

お気に入りの賞品を掴み取れ!

3. ジェイサポがもたらしたもの

ここからは、ジェイサポをやってきて自身や周りに起きたこと、そして感じてきたことを書いていきます。

3-1. サポの垣根を超えた平和な世界

過去の6大会で集まったサポーターは30クラブ述べ520人!関東を中心に、仙台や大阪からも参加してくださった方もいます。Jリーグではライバルのサポーター達も、この日は平和な雰囲気のなかで優勝を争います。

参加者の方から最も評価されているのが、この「他サポとの交流」です!これこそがジェイサポがもたらした最大の功績かもしれません。

ゴルフ場でみんなでフットゴルフ!

また、この流れは大会当日に留まりません。アウェーでのJリーグ観戦で敵地に乗り込むサポーターたちは、その前後にフットゴルフ交流戦を開催することもあります!試合後はもちろん反省会、普段はライバルのサポーター達がお互いの健闘を称え合う素敵な光景です。

Jリーグ観戦のアウェー遠征に合わせた交流戦
フットゴルフ→スタジアム→反省会!最高の流れです!

楽しむことを目的とした大会とはいえ、勝負がかかるとどうしても熱くなってしまうものです。

ボディコンタクトも直接相手を邪魔することも無いフットゴルフだからこそ、この光景が実現出来ているのかもしれません!

老若男女、同じ組で一緒に楽しめるスポーツ

3-2. ゴルフ場や地域への還元

ジェイサポ当日はたくさんのサッカーファンがゴルフ場に集まります。それだけでなく、優勝を目指して、数週間前から練習ラウンドに参加する方もいます!また、午前中はゴルフ場でプレーを楽しみ、午後は近くの観光スポットで遊ぶという方もたくさんいます。

アルサポフットゴルフ部の練習会、他サポの姿も!
試合後は近くの観光スポットへ

大会の告知は主にTwitterを利用していますが、拡散効果は絶大です。今回は愛媛サポや南葛サポをはじめ、多くの方が初参戦してくださいました!フットゴルフを通じて初めてゴルフ場に来る方も多く大会を通じてゴルフ場やその地域が賑わってくれたら嬉しいなと思っています!

第5回大会も多くの方が初参戦

3-3. 何かに夢中になるって面白い!

ジェイサポを通じて自分自身が改めて感じたことは、「何かに夢中になるって面白い!」ということです。

「愛するクラブを背負い、仲間と一緒に喜びたい」「練習の成果が試合で発揮できて、成長を感じる事ができた」「もっとうまくなりたい」これまでのジェイサポを通じて、夢中でフットゴルフを楽しむ方をたくさん見てきました。

そして、いま自分は「どうすれば皆が楽しんでくれるか」を考える事に夢中で、これはとても面白いです!笑

参加してくれるプレイヤーだけでなく、ゴルフ場、地域の方々、応援してくださる企業様、ジェイサポを通じてみんなが幸せになる。

この流れがもっと大きくなり、「フットゴルフを好きになった」「毎日が楽しくなった」「生き甲斐をみつけた」という声がたくさん聴けると良いなと思います!

4. さいごに

2021年7月の第1回大会から数年がたち、大会を通じて沢山の方に出会うことができました。Jリーグとフットゴルフを掛け合わせたこのイベントは、多くの方の支えがあり成り立っています。ありがとうございます!

2023年5月、アメリカのフロリダで第4回フットゴルフワールドカップが開催され、私は日本代表として同大会に出場しました。

世界の舞台で日の丸を背負って戦うことは、とても誇らしいものです。近い将来、ジェイサポを通じてフットゴルフを始めた選手と一緒に、世界で戦えたら嬉しいなと思います!

フットゴルフ日本代表(2022年日米対抗戦)

今回はジェイサポについて取り上げましたが、まだマイナーなフットゴルフを盛り上げるため、フットゴルファー達が日本各地で大会を開催しています。

この記事を読んでフットゴルフに興味を持ってくださった方は、是非ご連絡ください!一緒にフットゴルフを楽しみましょう!

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