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試合観戦『フウガドールすみだレディースvsアルコ神戸@ひがしんアリーナ』

こんにちは!
7/20(土)にひがしんアリーナ(旧墨田区総合体育館)で開催された女子Fリーグを現地観戦してきた感想です。

試合前のポイント

試合前の順位では、アルコ神戸が勝ち点で首位の西宮と並び得失点差で2位でした。女子Fリーグでは絶対女王の浦安がリーグ連覇をしている近年からすると、珍しく首位が浦安ではない状況。
すみだはそんな好調の神戸をホームゲームで迎える形。女子Fリーグは、1会場に全チームが試合を行うセントラル形式のため、ホームゲームは年に一度の開催。今節は男子のフウガドールすみだvsバサジィ大分のFリーグ第8節の試合の後に開催されました。男女共催という形でアリーナにはすみだ色のユニホームを着たサポーターの方がたくさん来場されていました。

暗転して選手入場

試合展開

試合結果は女子FリーグHPの通り、すみだが6-1で2位の神戸を下しました。https://w-fleague.jp/score/result.html?gid=90573

1stピリオドで2点先制し2ndピリオドで1点返されるも最終的には5点差のスコアですみだが勝利しました。
試合はFリーグTVで確認できます。

神戸の戦い方

基本はピヴォを置いた3-1でピヴォ当てを狙う形。
ラインカットですみだ1ライン目のDFの前で受けてピヴォ当て等は用意された形か。左サイドで仕掛けられる選手がチームとしてストロングに見えました。

すみだの戦い方

すみだもピヴォを置いた3-1でピヴォ当て狙う形。
DFは厳しく寄せシュートブロックのイメージでマーカーに意識が強いか。
サイドの1v1ではカバーなしでフィクソがピヴォにつく形。
クリアランスはほぼ前線へのスローを徹底。

試合展開

すみだは守備に意識を向けて定位置攻撃はある程度捨てるくらいの覚悟があったかもしれないです。
好調の神戸相手にボール保持の時間を与えていて耐えられるのかなと思って観ていました。
2ndピリオド始まっても戦い方は徹底されていて、神戸に自陣で守備をさせない、被シュート時には必ずDFが体を寄せられる状況を作りゴレイラのファインセーブを誘発するような守備ができていたと感じます。スライディングでかなりギリギリの守備な印象もありますが、神戸としてはこれを上回る攻撃はできなかったという結果になりました。
PKで失点した後に相手陣内で奪ってカウンターからのゴールが試合の流れを戻したのかもしれません。

シーズン終わった後にもし神戸が優勝していなかったら、この試合がターニングポイントとして語られるのではないかという印象を持ちました。
逆にこの試合を糧にして、相手の守備を攻略する攻撃を次の試合で見せられれば優勝に近づくのではないかとも感じました。

試合後会見

神戸戦の後、すみだは首位の西宮と戦って1-1の引き分けでした。
西宮との試合でもゴレイラからのスローを徹底する戦い方を実行しました。
その戦略について試合後会見で以下のように語られています。

勝つために取った戦略で上位のチームに1勝1分けの結果を得ました。トップリーグとして競技が活性化される良いきっかけになったと個人的に感じています。次節以降も同じ戦略を取るのかとても興味深く、今後のすみだの試合を追っていきたいと思います。

それでは!

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