[映画レビュー5/5点]ワンダー 君は太陽 "見た目は変えられなくても周りの見る目は変えられる" 障害をもった少年が奇跡を起こす。
今までで一番泣いたかもしれん。。
子供をもつ親の人たちに特に見てほしい映画です。
こんなジャンルです。
・障害を持った子供とそれを支える家族の話
・トリーチャーコリンズ症候群を取り上げた、社会的意義の高い作品
・家族愛、友情
・涙なしでは見られません。
・ジュリアロバーツの母親役が印象的
トリーチャーコリンズ症候群って知ってますか?
5万人に1人の確率で遺伝子の異常が原因で、顔の骨に異常を伴う病気だそうです。
そのため外見が著しく変形してしまう特徴があります。
この映画では、そんな少年が奇跡を起こす感動のお話。
この映画何が面白いかというと、
①主人公の少年だけでなく、それを支える家族にも焦点が当てられている
特に、母親役のジュリアロバーツの演技が圧巻です。オギーを普通の小学校に通わせる決断をするわけですが、その母親の不安は計り知れない。
そして、オギーにとって初めての友達ができたときに、嬉しさのあまり涙を隠そうとするシーンには、母親がどれだけ心配していたか痛感するシーンでした。
②成長過程がわかりやすくて印象的だから面白い。
こういったテーマは、描写一つで炎上したり、倫理観に影響を与えるため、制作に踏み切ったことだけでもスゴイことなんですが。。。
「見た目は変えられないけど、見る人の目は変えられる」
というテーマが、話が進んでいくごとに体現されていきます。
③ラストに一番感動を持ってくる王道だから最高です。
また、障害をもったことで周りから注目を浴びることに対して、嫉妬心を抱く人物も描かれていて、人間の本質的な部分も描かれています。
重たいテーマなので深く考えさせられるテーマなのはもちろんですが、感じ方は人それぞれになってくると思います。