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textjoin関数を用いた特許・論文検索式構築
下記tweetに関するデータ処理をまとめる。
特許や論文の検索式を立てるとき、エクセルで観点ごとに検索式を作って、検証を繰り返すことが多い。最後にひとまとめにした検索式を作る際、手打ちでORで繋げてもいいが、textjoin関数でORで繋ぐとすれば機械的に作れる。
— hayataka (@hayataka88) January 13, 2023
特許や論文を検索する際、下記表のように、検索観点ごとに検索式を作り、調査することが多いと思う。最後に、全ての検索観点の和集合の検索式を作る際、手作業でつなげても良いが、観点数が多いと面倒だったり、ミスも起こりうる。そこで、TEXTJOIN関数を使った方法を紹介する。
![](https://assets.st-note.com/img/1673751135096-wvUcuG7CTY.png?width=1200)
下記表は、埋め込んでいる関数を表示したものである。C8セルにtextjoin関数「="(" & TEXTJOIN(" OR ",TRUE,C5:C7) & ")" 」を埋め込んでいる。textjoin関数は、指定した複数セルの内容を任意文字で結合する関数である。TRUEは空白セルは無視するという意味である(無視しない場合はFALSE)。なお、D3で共通検索式と結合するために、最初と最後はカッコで括っている。
![](https://assets.st-note.com/img/1673751156472-pSnhRCWSO6.png?width=1200)