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サッカーは残酷だ。
私の所属しているクラブのトップチームはリーグ4連戦真っ只中だ。
前期リーグ、開幕から思うような結果が残せず、前期リーグ終盤から調子を上げ、クラブとして体現したいサッカーをできるようになってきた。
良い流れで迎えた、後期開幕からの4連戦。
現在2試合を終えて、2連敗。
最悪の結果だ。
思い描いていた4連戦の結果とは大きく異なる。
クラブ目標を達成するために、結果が求められる大事な4連戦。
既に2試合を落としてしまった。
決して、相手と大きな差があるわけではない。
けど、勝てない。
ほんの少しの差で競り負ける。
悔しい。
とはいえ、私は選手を引退して、学生コーチとしてクラブに携わっている。
実際に試合に出て、クラブを勝たせることはできない。
これもまた、受け入れなければいけない現実である。
学生コーチとして、トップチームの練習を見て、手を抜いている選手がいるとは思わない。
全員が全力で闘っている。
全員が本気で勝ちたいと思っている。
けど勝てない。
どうやら、気持ちだけではどうにもならないらしい。
勝負の世界はそういうものらしい。
過密日程の中で、タフなゲームをこなす選手達。
疲労が取れない中で、試合に臨む選手達。
2連敗という屈辱を味わい、落ち込んでしまう選手達。
そんな選手達を、次の試合は待ってくれない。
サッカーは残酷だ。
負けても次の試合はやって来る。
負けても、負け続けてもやって来る。
そんな状況でも上を向いて、闘わなければならない。
それがサッカーだ。
どれだけ心を折られても、挫折をしても、次に立ち向かっていかなければならない。
下を向いている暇はない。
次の試合が待ってるから。
全員で這いあがろう。
残酷を乗り越えた先に、最高の景色が待ってる。
僕はそう信じてる。