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自分に嘘はつかない
ぼくはわかりやすい言葉にこだわりすぎていた。
自分の気持ちを捨てて書いていては、自分の心から離れた言葉になるのは、当然だよなぁ。
だいたい相手にわかりやすいと決めつけて、言葉をチョイスするなんて、傲慢でひとりよがりな思想だ。
自分に嘘はつかない。読みたいことを、書けばいい。
この本と高井さんのnoteで、書く敷居は格段に上がった。そして急激に下がった。
現時点での自分にとって、読みたいものを書けばいい。そう折り合いをつけると、何とか書けるようになった。
前より、ずっと好きな文章を書けている。そう思うんだ。
自分が読みたいものを書き続ければいいんだよな。
人間の呼吸は、生きるための呼吸・感情による呼吸・意識して整えられる呼吸の3種類があり、それぞれ脳の別の部位を使用し制御されているそうだ。
無意識の呼吸は生きるための呼吸、過呼吸は感情による呼吸、深呼吸は意識して整えられる呼吸、が3種類の呼吸の代表だ。
深呼吸が落ち着くからと言ってやりすぎると、生きるための呼吸とずれて、脳に必要な空気が届けれなくなるという。
人間は呼吸することで、自身の血液の中にある数値を整えており、その数値は理科の実験でお馴染みのpH(ペーハー)。酸性、アルカリ性とリトマス試験紙の色を変えた、それなんです。
酸性とアルカリ性の間の、ちょうどよい数値を保つ。そのために、人は呼吸を、一生のうちに6億回も繰り返していく。
生きるため、感情による、意識して整える、呼吸の3種類。呼吸がなければ生きていけないけれど、これは人生そのものかもしれない。
とはいえ、いつも向き合うのは呼吸も人生も難しいから、ときどき、時間をかけて、ぼんやりでも意識して切り分けて整理する。ちょうどよい加減を保つために。
自分の体の中には、呼吸のほかにも細胞が勝手にすごい活動をしているんだよなぁ。外の世界が忙しすぎるから忘れがちだけど。