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「当たり前」

3月8日。
ショックの大きな二つの訃報があった。

漫画家の鳥山明さんと、声優のTARAKOさん。

それぞれの代表作「ドラゴンボール」と「ちびまる子ちゃん」は、子どもの頃から当たり前のように触れていた作品。

幼い頃から、ドラゴンボールのアニメはおばあちゃんの家で毎日見ていました。(再放送もしていたし

僕の中での「ヒーロー」といえば、やっぱり悟空。

絵は壊滅的に下手だったけど
学校の友だちの絵を描いたりする時はどうしても悟空が描きたくて、

「なんでこんなに上手く描けないんだー」って首をかしげてたな(笑)

子どもの頃から当たり前の存在すぎて偉大さが麻痺していたけど、世界中でポケモンと一緒に日本の象徴になっていると聞いて、改めてすごさを感じた。

ちびまる子ちゃんは、日曜日の夕方の風物詩。

日曜はたいてい野球の練習か試合に出ていて、ちょうど帰宅後にホッとできる時間がちびまる子ちゃんの放送時間だったので、
僕の中ではリラックスできる時間の象徴でした。

TARAKOさん演じるまるこの声は、小学校3年とは思えないけどなんかクセになる感じ。笑
大人になって、あの“唯一無二”さは羨ましいとも思った。

そんな、僕にとって大事な子ども時代の「当たり前」を作ってくれた二人が同時にいなくなってしまうのは、とても寂しい。

でも、そういうものがあったから、学校では学べない大切なものを学ぶことができたと思うし
きっと同じような人が、日本中にも世界中にもいたと思う。

だから、鳥山先生にもTARAKOさんにも、感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。


3月11日。
今年で、東日本大震災から13年。

13年経っても、あの一日のこと、見えていた景色も会話の内容も、
そしてニュースの映像、計画停電で暗い東京、食料品が品薄のお店。

昨日まで普通にあった「当たり前」が、ガラッと変わってしまったこと。

今でも、すごく鮮明に覚えてる。

13年というと、もう小学生の子どもたちはみんな生まれていないってことなんだね。

最近は、そんな世代の子どもたちと触れ合う機会も時々あるけど
折に触れて「語り継ぐ」ということも、自分にできることなのかもしれない。

自分にできることを、これからもやっていけたらなって思います。


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