折田楓さんが会見しないのは「正しい」

詳細は割愛しますが、今話題の折田楓さん。
ご本人がメディアにでたり、会見しないことを批判する批評家もいますが、これは「挑発」というものです。

折田さんがメディアに出ないのは自衛策としては「正しい」と思います。
広報のプロだからと言って「話せばわかる」と安易にメディアに出ても、「切り取り」をされておしまいです。
売文業者・商業至上主義・何よりインプレッション稼ぎという意味では質の悪い炎上系Youtuberの類と変わらない商業メディア相手に「話せばわかる」と、言葉を扱う仕事をしている人ほど思うかもしれませんが、それは「驕り」というものです。

折田さんのようにきれいで「絵になる人」はターゲットにされます。

一部の挑発に乗らず、弁護士を通じた発信に一本化するのは「自衛策」としては当然です。

記者会見をするといっても、「商業メディアのコンテンツとなるものを無償で提供する」こととなる。また会見を開くとなると場所の用意もするわけですから「便宜の提供をする」こととなる。これらも解釈によってはメディアに対して「公職選挙法が禁じる寄附」に該当するとの解釈も成り立ちます。
それだけ公職選挙法というのは運用の幅が大きい、きりがない法律です。

「話せばわかる」とメディアが沈黙する中、逆に記者会見して致命傷を負った宗教団体がありました。あれは宗教人特有の「驕り」が招いたものでした。

繰り返しになりますが、「話せばわかるは驕りです」
「話せばわかる」というのは、これまでの人生が、「言葉が通じる狭い世界」にとどまっていたというだけです。
自分の力を過信してはいけないです。

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林田有香
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