うつで5年引きこもった私が「寿命」について考えてみた

毎日毎日、早く人生終わらないかなぁと思ってた訳ですが、
今はそんなに思わなくなりまして。

・いつか寿命が来ること
・明日事故に会うかもしれないこと

まあ仕方ないのかなと、受け入れております。

結婚していない=存在意義の否定?

結婚していない
=自分の遺伝子を残せない
=自分の遺伝子はこの世に、これからの人間社会に不要な存在である
=自分は人生の敗者である、存在価値がないのだから消えても良い。

生物は子孫を残すことが唯一の使命である
私は本気でこう思っていました。

学生時代から結婚願望が強く、束縛気味でありました。
相手が自分から離れていく事が耐えられず、フラれる度に
引きこもるor寝込むを繰り返してました。

結局うつを発症し、結婚とは程遠い生活を送ってきました。

結婚しない人間がいても良い、こういう人生もあり

長いうつ生活の中で、思考は変わりました。

私は合理的な話が好きなので、一応生物学的な理論も
調べて納得しています。

・働きバチが自分の子孫を残さない理由

働きバチは姉妹同士が非常に高い遺伝的関係性を持っている(共通の遺伝子の約75%を共有)。そのため、自分自身の子孫を残すよりも、姉妹(女王蜂の子)をサポートする方が、自分の遺伝子を次世代に伝える効率が高いと考えられる。
人間の場合は、親族の子供などがそれに当たる。その子が生きれば自分の遺伝は残る。(思想や他人でも可)

利己的な遺伝子

・人間の進化にどこまで貢献したか?

生殖行動が可能な年齢まで生きれば、生物学的に進化は成功していると判断できる。

・なぜ寿命があるのか?

細胞分裂を起こす過程で、コピーのエラーが一定数発生する。(多様性の問題で発生した方が、有利である)傷付いた遺伝子が長く生きると、後世に残ってしまうため寿命がある。がん細胞もエラーの一種。

自分は子孫を残せないし、どうしようもないなと絶望したりしますが、

・この世でやり残したこと
・もっと検証してみたいこと

が少し残ってるので、その時が来るまで頑張ろうと思っています。

こんな人間がいても良いな」と思いますよ。



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