若手経理社員よ、税務知識は必須だよ
こんにちは、はやせです。
経理としてキャリアアップするためには、最低限の税務知識は必要です。
日々の税金に係る仕訳から有価証券報告書で記載する税率差異の注記までと幅広い業務で使用することになり、これらの実務ができる社員は市場価値が高いです。
今回は、上場会社の若手経理社員向けに、税務関係の参考書を紹介します。
①やさしい法人税(鈴木基史 著)(税務経理協会)
法人税の基礎について広く浅く記載されています。
初学者にはピッタリです。
②法人が納める地方税Q&A_法人住民税・事業税・事業所税・償却資産税
(税理士法人_山田&パートナーズ 著)(税務経理協会)
上記の①と合わせて読むと、「国税と地方税の違い」「所得に比例して発生する税金、所得に関係なく発生する税金」がわかります。
ちなみに「所得に比例して発生する税金」と「所得に関係なく発生する税金」とで、PLに表示される場所が異なります。詳しくは外形標準課税でググってみてください。
③すらすら税効果会計(公認会計士・税理士 三林昭弘)(中央経済社)
市場価値の高い経理を目指すには、税効果会計は避けられません。
初学者にはこれがピッタリです。
ちなみに、「繰延法」と「資産負債法」の両方がわからないと税効果会計の実務には対応できませんが、この書籍には記載されています。
しっかりと理解できるようにしましょう。
次回は会社でできる税務の勉強方法について紹介します。
では、また!