【監査対応】重要性の基準とは?

こんにちは!はやせです

本日は、上場会社で監査対応をしているとよく耳にする、「重要性」についてお話しようと思います。

ある金額を上回れば「重要性」があり、下回れば「重要性」がないと判定するもので、簿記にはない、経理実務で出てくる概念です。
「重要性」がない場合はざっくりとした会計処理をしても良いということになります。
重要性の金額の算定方法は、会計基準には載っていませんが、会計監査の実務指針等には具体的な方法が載っています。

重要性の基準はなぜ必要なのか?

会計実務を円滑に進めていくために必要となります。
会計基準という厳格なルールはあるけど、実務への配慮がされているという訳です。具体的には、

①重要性の乏しいものに簡便的な方法を適用するとき
②小さい会計上の間違いを訂正せずに済ますとき

にこの考え方が使われます。

いずれにしても、財務諸表の利用者(投資家、銀行等)が誤った判断をしないレベルの影響であれば、多少間違っていても良いという取り扱いになります。

次回は、経理担当者が持つであろう疑問点について回答していきます!
ではでは

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