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世界一間抜けな強盗犯!?まるでコントのようなベルギーの珍事件🌈

ある日、ベルギー南部のシャルルロワにある電子タバコ専門店に、武装した6人の強盗が押し入りました。

「動くな! 金を出せ!」

しかし、店主は慌てる様子もなく、彼らにこう言いました。

「午後3時に店を襲うのは、スマートじゃない」

店主は、自論を展開します。

「警察が勤務時間のときに強盗してはダメ。その間に金を用意するから、今は一旦帰って、午後6時半に戻ってきなさい」

店主は、強盗たちを懐柔するために、14分間やりとりをし、午後6時半にもう一度店に来るよう、説得しました。

その後、強盗たちは店主の説得に応じ、その時間に戻ってくることを約束し、店を後にしました。

何とか危機を回避した店主は、警察に通報。

店主からの通報を受け、駆けつけた警察官は、店主にこう告げました。

「きっと強盗たちはすでに遠くへ逃げている。店には戻ってこない」

しかし、店主は、

「奴らは必ずここへ戻ってきます。午後6時半に約束したので」

強盗たちが戻ってくると予想したんです。

「戻ってくるわけありませんよ」

そう言って、警察官はそのまま帰ってしまいました。

すると、ここで珍事件は起きます。

強盗たちが、約束通り、店へ戻ってきたんです。

しかし、時刻はまだ5時半。予定より1時間早かったため、店主は、彼らを追い返しました。

「まだ営業中だぞ。出直して来い」

素直に再び出ていく強盗たちを見て、店主は、再び警察に連絡。

「今度こそ、必ず戻ってきます。待機しててください」

連絡を受けた警察官が待ち伏せしていると、強盗たちは、店主の言う通り、6時半に店に現れたそうです。


日本ではあまり聞いたことのない、間抜けな強盗事件。

インタビューに答えた店主は、このようにコメントしています。

最初来たときは、何も出しませんでした。強盗たちに、後で来れば2,000~3,000ユーロ(約25~38万円)を渡すと伝えたんです。
駆けつけた警察官は、彼らが戻ってくるはずがないと、信じていない様子でした。でも、私は必ず戻ってくると信じていました。
すると、彼らは戻って来たんです。でも、その戻ってきた時間は午後5時半。だから、彼らに言いました。「私が言ったのは午後6時半。お前たちは、強盗する前に時計を買った方がいい」と。そしたら、午後6時半にちゃんと強盗たちは戻ってきたんです。そこで、店に隠れていた警察官に捕まえてもらいました。
まるでコメディーですよ。今では、「ベルギーで最も間抜けな強盗」と呼ばれています。


無事、未成年1人を含む5人の男たちが逮捕(1人は逃走)され、事件は、間抜けな珍事件として、世界中で話題になりました。

その素直さは今後、他のところに活かしてほしいですね😌

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