極寒の地で生き残った原住民の知恵🌈
昨日まで三日間に渡り、鳥取旅行の記事をアップさせていただきました。
読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。
旅行へ行った11月上旬は、ニュースにもなるほど暖かく、三日目に関しては、長袖を着ていると、汗ばむほどの気温でした。
それが一転、今週から一気に気温が下がり、北海道内各地では初雪が観測されるなど、一気に冷え込みが強くなっています。
我が家でも、布団を冬仕様に変更しました。
私たちには、こういった寒さを凌ぐための暖房器具や防寒アイテムがあります。
しかし、我々の祖先には、この寒さを凌ぐ道具がありませんでした。
では、どのようにして、寒い冬を乗り越えていたのでしょうか?
我々の祖先は、あらゆる知恵を使い、変化の激しい自然の中、生き抜いてきました。
知恵なくしては、生きられなかったんです。
変化する気候に合わせながら、食事や睡眠を適度にとり、暑くなれば北上し、寒くなれば南下する、気温の変化に応じて、大移動することもしばしば。
そんな防寒の道具がなかった我々の祖先。
その中でも特に寒い、アメリカ北部やカナダ、アラスカなどの極寒の地で暮らす人々は、どのように冬を乗り越えていたのでしょうか?
まだ技術もない時代ですから、家を作ったとしても、風や寒さを凌げるほど丈夫なものは出来ません。
そこで、我々の祖先が編み出した、冬を乗り越えるための知恵がありました。
それが、
「動物との共存」です。
動物たちにとっても、寒い冬を乗り越えるのは至難の業。そのため、動物たちは、ほら穴などを地面に掘り、長い冬を乗り越えていました。
その知恵を利用し、当時の原住民も、ほら穴を掘り、その中で生活していました。
しかし、寝ている間に体温が奪われ、凍死する可能性があったんです。
そこで、ある動物と一緒に寝ることが必要でした。
その、ある動物というのが、『熊』。
熊は、冬に備えて食料を調達し、冬になる前に全て食べきります。そして、10月頃からほら穴を掘り始め、そこから3〜5ヶ月ほど冬眠します。
冬眠を行う動物の中で、冬の間ずっと寝続けるのは、実は熊だけなんです。
冬眠を行う大半の哺乳動物は、冬眠の間、持続的冬眠と中途覚醒を繰り返します。
本来、冬眠は代謝を下げる行為のため、体温を下げる必要がありますが、熊は一定の体温を保ったまま冬眠することができます。
その知恵を利用し、冬眠中の熊に寄り添いながら睡眠をとることで、一定の体温を保つことができ、極寒の地で冬を乗り越えることができたんです。
当然、熊を起こしてしまえば、不機嫌になるどころか凶暴化してしまう恐れがあります。そのため、そっと寄り添いながら眠りについていたのではないでしょうか。
危険を冒してまで、熊と寝なければならなかったほど、極寒の地では生きていくのが困難であったということです。
自然を相手にすることが、最も不得意な私たち。
技術の進歩に感謝する反面、その技術や知恵が使えなくなっても生きていけるように、自然に対する知恵も心に留めておいたほうが良いのかもしれません😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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