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ただの悪戯ではなかった!?謎多きミステリーサークルの真相🌈
麦畑がある日、何の前触れもなく、幾何学模様になぎ倒される謎の現象『ミステリーサークル』。
農場などに植えられた穀物(小麦など)が倒されて作られた模様のことで、英語では「クロップサークル(穀物の円)」と呼ばれているものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1713474267076-fsx3mzNpiO.jpg?width=1200)
今も時々あるようですが、ピークは1980〜1990年代。
たった数時間で、直径数十メートルの模様が描かれるといいます。
この不思議な出来事に、
「麦畑を飛んでいたUFOの仕業だ」
「足で踏んでもこんな形に麦は折れない」
など、超常現象が起きたとして、当時、テレビや雑誌で話題になりました。
ミステリーサークルと聞くと、『ナスカの地上絵』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
一説によると、
「地球外生命体の道案内(地図)である」
とも言われている、このナスカの地上絵。
![](https://assets.st-note.com/img/1713475390574-NL1QwPGRzU.jpg?width=1200)
このクチバシが向いている方向へ向かうと、ギザのピラミッドへ行くことができると言われています。
しかし、ナスカの地上絵は、数千年前に石や岩を取り除いて描かれたもので、ミステリーサークルではないという専門家もいます。
ミステリーサークルは、イギリスが発祥。
イギリスでは、昔からある現象で、1880年に発行された科学雑誌『ネイチャー』には、論文も掲載されています。
掲載された論文には、
「つむじ風のような小さな低気圧の渦が草や麦をなぎ倒し、円形の模様を描いた」
と書かれています。
元物理学者で気象学者(考古学者)のテレンス・ミーデンは、この低気圧説を受け継ぎ、ミステリーサークルを「気象現象の一つ」と捉えました。
これに加え、ミーデンは、プラズマ渦説を提案します。
![](https://assets.st-note.com/img/1713477522962-q3DArT3R6y.png?width=1200)
「雷の放電のようなものが渦を巻いた結果、出来たもの」
ミステリーサークルの周辺では、よく「発光体が見られた」という証言をよく耳にします。
これを説明するために、この説が唱えられたと考えられます。
しかし、あまりにも整ったサークルであるため、
「イギリスのいたずら心ある二人の老アーティストが木の板を使って麦を根元から踏み倒し、作ったもの」
とも言われています。
ある種のアートであり、匿名のインスタレーションだったというわけです。
この二人が作成したようなミステリーサークルとは違い、自然の働きによって、不思議な模様ができることもあります。
実は、そのようなミステリーサークルは、日本でも見ることができます。
・宮崎県日南市の飫肥(おび)杉ミステリーサークル
![](https://assets.st-note.com/img/1713476540016-fU76tGYdey.jpg?width=1200)
・奄美大島の海底に現れるミステリーサークル
![](https://assets.st-note.com/img/1713476774236-MfTwAIlRbA.png?width=1200)
自然界にある複雑で美しい幾何学模様の例は、他にもたくさん見つかっています。
もしかしたら、自然や生き物の働きが作り出すミステリーサークルは、まだこれからも発見され続けるかもしれません。
ミステリーサークルは、これまで多くの人の好奇心を刺激してきました。
科学者を含む多くの人が検証を続けた結果、現在ではほとんどのミステリーサークルは人間が作ったものだと考えられています。
しかし、今でも、自然現象や動植物の習性によってできたミステリーサークルが発見され続けています。
ミステリーサークルの背景には、人類が気が付くことができていない不思議な仕組みが、まだ隠されているのかもしれませんね😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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![早坂 渚](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168143166/profile_c2e9dbf35cc54996d9a2da7c57423fa6.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)