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本場フランスで人気が再燃中!シュークリームの歴史🌈
スイーツの中でも、特に男性人気の高いスイーツと言われている『シュークリーム』。
ある調査で、スイーツを購入する際、シュークリームを選ぶ頻度が最も多いと答えた人は、全体の34.9%。そのうち、20歳代男性が最も多く、半数近い49.2%。次いで、40歳代男性、30歳代男性と続きます。
もちろん、この調査は女性も含めて行われたもの。この結果からも、シュークリームが、男性好みの傾向にあることが分かります。
男性は、安心できる定番商品をリピートする傾向にあるため、シュークリームを買う人が多いのではないかと推測されています。
シュークリームの歴史は、フランスに、パータ・シュー(シュー生地)が持ち込まれた、16世紀中頃に始まります。
私たちがシュークリームと呼んでいるスイーツは、フランスで『シュー・ア・ラ・クレーム』と呼ばれるもの。
クレームは、フランス語でクリームを意味し、シューは、フランス語でキャベツを意味する言葉。理由はそのまま、形がキャベツに似ていたことから、シュー・ア・ラ・クレームと名付けられたそうです。
シューを使ったお菓子の製法も、フランスで発展したものです。
日本にシュークリームを伝えたのは、フランス人の菓子職人サミュエル・ピエール。
彼は、幕末から、横浜の外国人居留地で洋菓子店を営んでいました。
幕末の横浜は、時代の最先端をいく場所であったため、多くの人がお菓子づくりのヒントを求めて、横浜を訪れていました。
彼のもとで修行を積み、洋菓子店を開業した人も少なくありません。
明治の終わり頃から、一般の家庭でも洋菓子を食べる光景が見られるようになります。ちなみに、明治37年に出版された村井弦斎の著書『食道楽』には、シュークリームが随所に登場しています。
昭和以降、冷蔵設備も発達し、それも相まってクリームの入った生の洋菓子が気軽に食べられるようになりました。
私は以前、「シュークリームは、発祥の地フランスでは、そこまで人気が高くない」と聞いていました。
しかし最近では、パリのトップパティシエたちが、こぞって新作のシュークリームを販売しています。
人気が再燃し、フランスでは今、シュークリームブームが起きているんです。フランスの若者を中心に、SNSを通じて、人気が高まっています。
最後に皆さん、最新スイーツ『シューケット』をご存知でしょうか?
ポップでカラフルなシュークリームが、ミニサイズで味わえると、日本でも注目を集めているスイーツです。
気になる方は、ぜひ一度、試してみてください✨
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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