
第3弾✨No.3『"SFM"6分間のマイファンタジー🌈』秋葉神社編⛩
【秋葉神社】
①危険なパワースポット
② 恐怖、夜の参拝と試練
③ 23才に出逢った鹿神さま⁈
【秋葉山本宮】
①偶然の産物の正体
②見えない炎と神さまの行列
③雲海に浮かぶ金の鳥居
④ナビに載らない神社?と危険な選択…
⑤夜の秋葉山へ本物か偽物か?
⑥守護霊さんの交代
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③ 23才に出逢った鹿神さま⁈
23才の頃、秋葉神社の総本山で、火之迦具土大神(ひのかぐづち)の神さまが鎮座される場所へ行った。
理由は、体調不良。
昔から、月に一回体調が良ければラッキーぐらい虚弱体質だった僕は、大人になれば勝手に強くなると思って生きてきた。
しかし、働き出しても一向に良くならず、当時付き合っていた今の奥さんから、
「有名な火の神さま🔥の所で祈祷してみたら?」
と、アドバイスをもらい、自分の誕生日に車で向かう事にしたのだ。
その場所は静岡県。天竜川と言う長い川を生み出す、800m以上もある気高い霊山の頂上に神社⛩がある。
行くには車で2時間以上。そこから山を登るだけでもさらに1時間級と、長い道のりだった。
登りきると、頂上の手前の開けた駐車場に、見た事もない巨大な赤い鳥居⛩、そして、両側には日本一と言いたくなる様なこれまた巨大な狛犬が出迎える。
ここは、「そんじょそこらの人間が入るのはお断り」と言わんばかりに威圧される。言ってしまえば『位の高い神社』だ。
長い灯籠に囲まれた階段を上がり、山の声を耳や肌で感じながら、静寂に頂上を目指す高貴な空間。
真上を見ても、先が中々見えて来ない折れ曲がる灯籠と階段が幾重にも連なり、右手には成長しきった杉の巨木たちが、歩く僕らにこの山の歴史を伝えてくる。
そこで僕はあるモノと出会った…
「鹿だ…🦌」
鋭くツノが生え、茶色い綺麗な毛並みが輝き隆々しく立ち止まったまま、首を伸ばし真っ直ぐ僕を見つめてくる…
「登る前からあそこにいたのかな…⁇」
緊張して気付かなかったのか、だいぶ近くに来てからその存在に気づく僕。
その距離はおよそ15mくらい。階段の横にはしっかりネットがあり、こっちにはまず上がっては来れない。それでも僕を警戒しているのか、じっと僕を見つめて目を離さない。
しかし何だろう…
目がどう見ても、
『動物の目じゃない👁🗨︎』
それは、ジブリに出てくる『シシガミ様』みたいに、全てを知り包み込んでくる様な奥深いあの目👁🗨だった。
僕はゆっくりと進みながら、何度もその鹿を見返すが、一歩たりとも動かず、その目つきのまま、変わらず見つめてくるのだ。
だいぶ階段を上がり、鹿が小さく見えるぐらいまで進んだ。それでもまだそこに鹿はいた。
後になっても、その時の異常な目が、僕の脳裏にそのまま焼きついたまま、離れなかった。
その後は、受付で御祈祷をお願いすると、趣きある建家の中へ案内され、軽く40畳はある広い神聖な場所の中、金色の着物を着た神主さんと2人切りで厳粛に御祈祷をして貰った過去の不思議な思い出。
そこからは、明らかに体調が良くなり、「神さまの力って凄いんだなぁ」と初めて実感した、そんな体験…
…その時の事を思い出し、僕はA君の車内で、その時の鹿🦌の様子を2人に説明した。
すると、A君は僕の記憶を読み取り、静かに話し出した…
A君「今、私もその鹿🦌を見てみましたが、確かに鹿の目ではないですね…👁」
B君「えっ?人の記憶の映像まで、そんな鮮明に視えるの⁈しかも鹿🦌の目までとは…度々驚かされるけど、一体どこまで能力をww?」
∑(゚Д゚)
A君「いや、たまたま視えたんでww」
長年付き合ってるB君でさえも驚かす彼の鮮明な透視能力。
同じように僕も驚きながらも、共感してもらえたことが嬉しく、後ろの席から乗りだして興奮気味に言う。
僕「やっぱり‼︎あれは神さまだったんだ、きっと!」
もちろん、『真実は御法度』のA君からはそれに対しての答えは返って来ない。言ってはいけないことは、絶対に彼の口からは言えないのは、もう僕らは知っている。
逆に言えば、言っていい事は3秒と待たずに返してくれるので、分かりやすく間ができたこの瞬間に、僕ら2人は感づきます。
だってそれは、
『正解』✨
っと言ってくれた様なもの。
B君「ちょっと僕もその場所に興味が出てきました〜!その鹿🦌に会ってみたいですww」
(*゚∀゚*)✨
元々、無類の動物好きのB君は、中身が神さまなら尚更会いたいと興味津々に。
僕「あの時に神さまと出会ってたんだ〜!やっぱ神の目👁🗨って異次元に怖いよねー。一目で心臓がギュッと掴まれるみたいな感覚になるし」
(๑>◡<๑)🫀✨
B君「いーなぁー(*゚▽゚*)見てみたいw」
もう、有頂天の僕。それを聞いて嫉妬するB君。
2人のそのはしゃぎっぷりに、運転しながら微笑むA君は、冷静に今日の流れを踏まえて次回からの案を出してくれた。
A君「今回のこの流れって、もちろん私がここへ連れて来ましたけど、ある意味で早坂さんがそれを思い出すキッカケみたいな感じなんでしょうね。そうする事で、3人がその秋葉神社⛩へ行く方向になるみたいなww」
B君「前からそこの神さまに呼ばれてたって事?さすが神さま。僕らの思考まで全てお見通し👼なんかワクワクして来た〜ww」
A君「そうですね。これは行った方が良いと思います。ですので、次回は3人の予定を立てて行くことにしましょう。その時はまた、連絡を入れますのでお楽しみに。」
( ̄∇ ̄)(=´∀`)✌️(´∀`=)
そう、この日僕ら3人は、勇気と恐怖体験を無事済ませ、次の約束を交わした。
もちろん、きっかけはA君から。
あくまで、A君は僕らの今後の為にと、夜の神社へ連れて来た。
言ってしまえば、そう、
未来が先に決まっていて、それを元にアドバイスと導きをしてくれているのだ。
しかも、その行動すら分かっていて、さらに神さまがこの流れを作っているという恐ろしくも有り難い事実をこの日、気付かされた…
しかし、この時の体験は、後からしてみればほんの序ノ口。
やはりスピリチュアルと言う分野において、どうしても切っては切れないダークな部分も経験値を上げなければならない様なのだ。
きっとこの見えない世界は、あらゆる存在も受け入れる必要があり、それを踏まえてなお、まだ見ぬ世界が広がるという、不思議な深い精神世界の境地だらけなんだろう。
そこのまだ入り口にも入ってない僕らは、
『A君だけに頼らずとも乗り越えなければいけない試練』
を、ここから用意されているとはこの時の僕らはまだ知らない…
それにより、これからB君の『ある運命』までもが変わるほどの事件が、神さまによって準備されていたのでした…
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