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1年に1度しか開花しない!?月下美人が白い花を咲かせると幸運が訪れる🌈

夜に美しい花を咲かせることで知られる『月下美人(ゲッカビジン)』。

月下美人は、メキシコ原産の植物で、サボテン科クジャクサボテン属のサボテンの一種。

甘い香りを放つのが特徴です。

クジャクサボテン属の植物は、2~3日の間、日中に花を咲かせるものがほとんど。

しかし、月下美人は、花を咲かせるのはたったの1日だけ。

しかも夜に花を咲かせます。


日本では、6~11月に花を咲かせる『月下美人』。

よく、1年に1回しか咲かない花と言われますが、手入れをしっかり行えば、年に2〜3回は咲かせることができます。

我が家でも月下美人を育てていますが、毎年2回ほど花を咲かせます。


そんな月下美人が日本に持ち込まれたのは、江戸時代の終わり頃。

外国から植物が次々と入ってくる中、月下美人は、珍しい咲き方をする植物として人気を集めました。

特に、月下美人の開花は、貴族や武士にとって一大イベント。

開花の夜には多くの人が集まり、その神秘的な光景に心を奪われていたといいます。

ちなみに、名前の由来は、まだ昭和天皇が皇太子だった頃にあります。

皇太子が、台湾を訪れた際、駐在大使に名前を聞いたところ、「ナイトクイーン」と呼ばれていた月下美人を、駐在大使が「月下の美人です」と答えたことからこの名がつけられたそうです。


そんな月下美人には、数多くの伝説や逸話が存在します。

その中に、

「月下美人の開花を見た者には幸運が訪れる」

という言い伝えがあります。

この花が非常に稀な瞬間にしか咲かないことから、

・開花の瞬間に立ち会えること自体が『幸運』
・希少な体験が人生において特別な意味を持つ

とされています。

それから、

「月下美人は、神に罰せられて、1年に1度しか花が咲けない植物になってしまった」

という伝説もあります。

毎年、仏陀のため、朝露を集めてくれた愛する人に会うために、その時にだけ咲くことが許された月下美人。

1年分の思いがその瞬間に開花します。

花を咲かせることで、愛する人に気付いてもらえるのを祈っていたのが、月下美人なんです。

月下美人は、風水の観点でも特別な存在。

特に、開花する時の強い香りは、「気」を活性化させ、家の運気を上昇させると言われています。


私たちに一瞬一瞬を大切に生きることの重要性を教えてくれる『月下美人』。

「一夜限りの美しさに込められた儚さ」

月下美人は夜に咲くため、つぼみを見つけたら、咲くタイミングを逃さないように、毎晩チェックしてあげてください😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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早坂 渚
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