
約20億年前の秘境!ギアナ高地の不思議な生態系とテーブルマウンテン🌈
皆さん、世界最後の秘境と言われている『ギアナ高地』という場所をご存知でしょうか?
アメリカ・ブラジル・ベネズエラなど、南米の6つの国と地域にまたがる高地帯で、形成されたのは約20億年前。
ギアナ高地は、長い年月をかけて、火山活動や地殻変動ではなく、風化や侵食によって形成された場所。
その結果、「切り立つ険しい崖」や「独自の地形」が数多く存在します。
ギアナ高地は、世界から注目されている『自然奇観』の一つ。
別名『天空の大地』『世界最後の秘境』と呼ばれており、独特の平らな形をした山『テーブルマウンテン』が数多く存在します。


特に、中央部には、『ロライマ山』や『アウヤンテプイ』といった標高2000メートルを超えるテーブルマウンテンが数多く存在し、それぞれ国境付近で、その国の象徴的な役割を果たしています。
また、人の手がほとんど加わっていない貴重な自然『未開のジャングル』が多数残されているのも、ギアナ高地の特徴の一つです。
このように「神秘的な自然」と「独立した地形」が特徴の『ギアナ高地』。

ギアナ高地には、独自の『文明』や『生態系』が多数存在します。
この地域の生態系の約75%は『固有種』。
特に、食虫植物が多く、栄養分が乏しい土壌に適応するために他の生物から養分を補って、成長しています。
また、跳ぶことができないカエルのような生き物も確認されており、ギアナ高地は、研究者たちの間で、
「新種発見の可能性が極めて高い場所」
と言われているんです。

こうした動植物が生きられる背景に、山頂部特有の環境があります。
この地域の大地は、ほとんどが砂岩でできているため、雨水を速やかに地下へ浸透させることができます。
そのため、常に湿気が保たれているんです。
その結果、さまざまな植物が繁殖でき、他のジャングルとは異なる『競争』や『生存戦略』が行われています。
また、雲海に覆われることが多く、強い日差しや乾燥から山上の生態系を守る役割も果たしています。
そんなギアナ高地最大の目玉と言われているのが、落差979メートルの世界最大級の滝『エンジェルフォール』。


周囲に広がる熱帯雨林と霧がかかった風景が幻想的で、その水しぶきが太陽光を受けて宝石のように輝く光景は、まさに『天空の楽園』。
私たちの記憶に残る、貴重な体験を提供してくれます。
コナン・ドイルのSF小説『失われた世界』の舞台にもなったギアナ高地のテーブルマウンテンでは、不思議な現象が多数目撃されています。
その中の一つに、『天空のテーブルクロス』と呼ばれるものがあります。
これは、テーブルマウンテンの頂上を覆うように発生する雲のことで、特に「昼夜の気温差」や「湿度の変化」が激しいときに発生します。

この光景が大きなテーブルに白い布をかけたかのように見えるため、『天空のテーブルクロス』と呼ばれるようになりました。
この現象は、ギアナ高地の独特な気候条件によるもの。
一瞬一瞬変化する雲の形や動きを見ると、幻想的な世界に誘われた感覚に陥ると言われています。
まだ世界に誰も訪れていない山が多数あると言われている『テーブルマウンテン』。
テーブルマウンテンは、日本の『霊山』とも繋がっていると言われており、これらの山によって、古代の神秘的なエネルギーは守られているのかもしれませんね😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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