方向音痴は治らない!?人が生まれつき方向音痴な理由とその対処法🌈
目的地にスムーズに辿り着くことができず、日常生活で不便に感じることも多い『方向音痴』。
方向音痴の方は、年々増加傾向にあります。
今では、「日本人の5人に2人が方向音痴」と言われており、その数、4,000万人以上。
なぜ、人によって、方向感覚に違いが生じるのでしょうか?
そもそも、人間には、方向を感知する器官が備わっていません。
平衡感覚については、『三半規管』という耳の奥にある器官が役割を担っていますが、方向感覚については、その役割を担う器官がないんです。
しかし、動物によっては、地磁気を感じる器官が発達している種類もあります。
そのため、人間は「生まれつき方向音痴な種類」と言われているんです。
「犬と散歩しているとき、急にクルクルと回り始めることがある」
すべての犬は、体内に方位磁石を持っています。
円を描いて回るのは、その方位磁石の調整を行うため。
「地球の磁場が穏やかな日は、北を好む傾向がある」
犬にとって、磁力が強い『北』の方角が、体内の方位磁石を調整するのに適していると言われています。
人間の場合、空間関係は、脳の『海馬』が処理しています。
方向音痴については、
「こういう人がなりやすい」
「こういう人がなりにくい」
こういった傾向は、はっきりしていません。
空間を把握するための「情報の受け取り方」や「記憶の刻み方」が人によって異なるため、方向感覚に違いが生じているのではないかと考えられています。
「『道の覚え方』や『空間の捉え方』は、人によって異なる」
つまり、
「方向音痴は治せない」
しかし、どんな物事も対策はできます。
「近道を選ぶ」
ではなく、
「多少遠回りになっても、わかりやすい道を選ぶ」
道に迷ったときにしてはいけない行動は、
「元の場所に戻らない」
方向音痴の方は、最短で目的地に着こうとする傾向があります。
早く目的地に着きたいという心理が余計に迷わせてしまうんです。
「ナビがない時」
「目標となる目印を見つけれない時」
このような時は、次の三つを心掛けてください。
・曲がる回数を少なくする
・なるべく直線の道を選ぶ
・斜めに走る道を選ばない
これは、「街中へ出掛けた時」など、迷いやすいシチュエーションの時にも有効な手段です。
『冷静な状態』から『不安な状態』になると、人は記憶力が低下します。
そのため、あらかじめ真っ直ぐな道が多いルートを選び、曲がる回数をあらかじめ少なくしておくことで、状況が掴みやすくなります。
また、斜めや曲線を描く道は、方向感覚を狂わすと言われています。
ナビで目的地の方向を確認した後、垂直か平行の道を選ぶようにすることで、現在地を特定しやすくなるので、覚えておくと非常に便利です。
ここまで書いておきながら、私もなかなかの方向音痴。
なるべく慌てないルートを選び、安全に目的地へ辿り着けるよう心掛けましょう😊
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
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