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第3弾✨No.1『"SFM"6分間のマイファンタジー🌈』秋葉神社編⛩


いつも不思議な小説を読んで頂き、有り難うございます😊

この『"SFM"6分間のマイファンタジー🌈』シリーズは、早くも第3弾となります。

そして、今回は、ダークファンタジー🦇な内容を含みますので、

なるべく明るく書いてはいますが、不思議過ぎて考え過ぎないようにただの物語として読んでくれたらと思います。


もちろん、全ての内容はノンフィクションです。

そして、いつもながら登場人物はこの3人。

🔷登場人物🔷

霊感5%でスピ好き100%の僕、【早坂 渚】と、

霊感35%でスピ好き70%の【後輩B君】


そして、霊感100%でスピ好き5%の【能力者A君】による、


10年間の不思議な神社旅⛩のお話しです😊

第三弾の今回は、火🔥の神さまが鎮座されている、秋葉山本宮秋葉神社⛩

ここで起きた不思議でファンタジーな出来事を小説にしましたので、

最後まで楽しんで読んでください😆


それでは早速参ります。

一緒に体験しているつもりで読んで頂けたら嬉しいです🌈

🔷過去集は全てコチラから読めます👇


【秋葉神社】
①危険なパワースポット
② 恐怖、夜の参拝と試練
③ 23才に出逢った鹿神さま⁈

【秋葉山本宮】
①偶然の産物の正体
②見えない炎と神さまの行列
③雲海に浮かぶ金の鳥居
④ナビに載らない神社?と危険な選択…
⑤夜の秋葉山へ本物か偽物か?
⑥守護霊さんの交代


①危険なパワースポット


A君「今日はちょっとお2人を連れて行きたい所があるんですけどww」

伊勢神宮から仲良くなった僕ら3人は、月に一度は遊び、買い物ついでに色々な神社⛩へ行くようになっていた。

集まった時の流れは大体こうだ。

1.10時に集合。
2.気になる神社⛩の行き先を決める。
3.周辺の食べ物と買い物を楽しむ
4.地元へ帰ってカラオケ🎤に行く
5.帰宅

帰る頃はいつも夜中。朝から喋って旅行して買い物してカラオケで締めるのが定番。

それだけ気が合い、いつの間にか僕らは仲良くなっていた。


そんなある冬始めの寒い季節、この日も神社へ行き、相性の良いパワーストーンをA君に視てもらい2人は購入した。その帰りに運転手のA君が、2人を連れて行きたい所があると、突然言いだしたのだ。

時間は夜の8時を回り、冬空は陽が落ちるのが早く、もう空は真っ暗だった。

普段のコースなら、ここからカラオケ🎤に行く流れだが、今日は違うもよう。

そして、朝方の僕は、大体この時間から少し疲れてテンションが下がる。

一方、夜行性のB君は、この時間くらいから、いつもハイテンションになる真逆タイプだ。

ここでいつもはクールな助手席に座るB君が、何か思い出したかのように話し出した。


B君「そういえば早坂さん、聞いてください!過去に彼と2人で出かけた時に、夜中に変な山道とかに連れてかれてめっちゃ怖い体験した思い出があるんですよ〜!しかもそんときに彼は憑依されてめっちゃ大変でしたんです!」


僕「えっ?(*゚∀゚*)A君が憑依されたの?ヤバイじゃんその話し、気になるwちなみにその時のことはA君覚えてる?


A君「私は全く覚えてませんが、B君いわく、急に道案内してきて山ん中へ連れてかれたそうで…ww」


B君「あのときマジで怖かったから!運転が自分だったので彼が隣りでナビしてたんですが、急に止めてとか言って車から降りてひとりで暗闇に行ったきり、30分帰って来なかったり。戻って来たら「何でここにいる?」とか言ってくるし。」
(¬_¬)


B君「しかも、暗闇の展望台に連れてかれて訳分からん事言うし、結局、2時間も山から帰してくれんくて死ぬかと思いましたよ…なので、あまり彼を信用しない方がいいですから〜!」


A君「なんかそうだったらしいですww覚えてないんでwwちなみにですが、今から夜の神社⛩に行きますけどww」
( ̄∀ ̄)ww


B君「ほら〜〜!今だって憑依されてるかも知れないですよ!しかも今回は彼が運転なんで、帰って来れるか分からんし!」
(¬_¬)


魔法使いのA君は、その辺の霊感がある人とは違い、勝手に安全なんだと信用しきっていましたが、どうも憑依されやすいといった危険な部分が彼にはあるようでした。


A君「ですが、今回は行った方が絶対に良い場所でして、せっかくなんで寄ります」


そう真剣に話しながら車は、明るい住宅街を抜け、闇夜の深い細い山道を駆け上がり出しました。

B君「ほら、言った先から絶対OBK👻しかいない方向へ向かうじゃん!こんな車一台しか通れん細い道とか良いとこがある訳ないし!」


A君「いや、今回は信じてもらって大丈夫ですからww」


僕らは疑いながらも、そのままクルマのライトを頼りに細い坂道を駆け上がっていく。

僕「そう言えばさっき買ったパワーストーン着けてから、何だかふわふわするんだけど?

能力で選んでくれたA君に僕は聞いた。

A君「エネルギーが強いパワーストーンは、皆さん一度気持ち悪くなったりして、そこで止めてしまいますが、着けた本人が器を広げる為にその作用が起きるんですよwwなので最初はその症状が起きて普通ですww」

僕「そ〜なんだ。なら、頑張って着け続けるよ〜

良い効果なら大丈夫。ふわふわしたまま薄気味悪い山道を窓から眺め進む。

登り始めて10分後、右側に明らかに怪しい錆びれた鉄格子の場所が現れる…

A君は車のアクセルを緩め、僕らに見せつけるかの様にわざわざゆっくり走らせた…


B君「何ここ〜⁇めっちゃ怖いじゃん💦よく見ると鉄格子の入り口にチェーンでロックまでかけられてるし!」

錆びれた鉄格子は人の高さよりも高く、絶対に人が中を見れないようにトタンで全体を覆い、今にも叫び声が聴こえてきそうな冷たい雰囲気…

しかも鉄板でできた入り口の扉には、不気味に鎖が掛けられ、まるで何かを封印し閉じ込めているかの様だ。

その異様な光景に、近づくのも危険な状態だと僕らに訴えている。

A君「あっここは有名な場所で、間違いなく今はOBK👻だらけですのでwwちなみに私の視る限りだとあの入り口の扉、『なぜかいま、開いてますよ』ww行きたいですか?ww」
( ̄∀ ̄)


B君「いや、どー見ても扉に鎖でチェーンが掛かってるから!開いてるわけ無いでしょーww」


A君「いや、入れます、何故か今は…。それに「来い❗️」って向こうが呼んでますけど?ww」


B君「うわっ、が呼んでんじゃん!ちょっと気になるけど…どうします?早坂さん⁇」


僕「ありえんって!絶対行かない!気持ち悪い💦!


そもそもさっきの会話の流れの中、何でB君は少し興味がありそうな雰囲気なのかが全く分からない。

そして、鎖で閉じてあるのに「扉が開くのが分かる」とか「霊の会話が聞こえる」とか言ってるA君が異次元過ぎて怖いし…

ともかく、こんな危険極まりない場所は行ったら帰ってこれる保証は無い。

じっくりと見つめながら、ゆっくり車を走らせる奇妙なA君…ようやく危険な場所を通り過ぎると、A君がまた笑いながら喋りだした。

A君「「何だ、来ないのか?」だってww」


僕「ヤバっ!!霊の気持ちとかの通訳は要らないから!
( ゚д゚)💦


A君「ww早坂さんが初めて怖がってるww」
(╹◡╹)✨


(当たり前だよ人間だもん。まだ死にたくないし…)

やはり、今回の流れは肝試しのよう。ニコニコしながら、さらに登り出す車は突如キューブレーキをかけ、止まった。

A君「あっ❗️すみません。いったんUターンします💦」

急にバックミラーで僕のいる後部座席を除いたA君は、車を一度Uターンさせ、またさっきの鉄格子の場所まで戻り始める。

B君「ちょっとど〜ゆうこと?」

A君「いや…ちょっとアレなんで…」

明らかに言えない事情がある雰囲気のA君。

B君「早坂さん、これ、きっとが乗ったんで今戻しに行ってるんですよww」

僕「えっっ?霊?」
( ・∇・)?


A君「…ww」
( ̄∇ ̄)


全く気づいて無かった僕…。そういえば何となく右隣りがさっきより悪寒がする気が…

が乗ってるって、乗れるスペースと言えば…

「自分の隣り⁈」
∑(゚Д゚)


それでさっきA君は後部座席を除いてたんだ…。

何も言わなくなったA君は、車をもう一度鉄格子の場所に戻すと、今度は周りを一周回りだし、さっきと違う道から山道をまた登り出した…

B君「うわー!一周回って別の道から行くんだ〜。こうやって降ろすんだね。勉強になったwwちなみにこれしか方法は無いの?」

A君「バレました?( ̄∇ ̄)wwいや、コンビニとかがあれば、そこに寄って降ろしたりしますけど。明るい人がいる場所に降ろすか、元々いた場所に帰しますww」

珍しくバレて白状するA君。本気で僕らに危険や恐怖感を抱かせることは、守護霊か神さまに叱られる為、ある意味で彼から『真実』は伝えてくれないのだ。

しかし、いくらファンタジー🌈好きの僕でも、ダークファンタジーだけは昔っから苦手。なのになぜか不思議なモノは全て大好きだと思い込んで連れて行こうとするA君。


僕「そもそも、何で神社ってこういうヤバイのが近くにあったりするの?普通なら周り全体もパワースポットじゃないの?


A君「そうですね〜。良いとこには必ず良くないとこも近くにあります。そうなってるみたいなんです。なので『普通の場所』には『人』が住んでて、『神さまがいる近く』に『違うもの』が住んでることがよくあるんですよwwもちろん、詳しくは分かりませんけど。その辺は、早坂さんの方が詳しいかと…」


やはり陰陽のバランスとして有るとのことでしょう。この世界は表裏一体、は近くにあるのがこの世界の摂理らしい。

それを聞いたとして、なおさら夜の神社なんかに行きたくは無いと言うのが、僕の本音。

それでもA君は、「今後のお2人の為」だと笑いながら僕らを言い聞かせ、車はさらに暗い闇夜の山の奥へと進んで行く…


木々の側面をライトが照らし、普段なら気にもしない路面とタイヤのグリップ音が山全体を響き渡らせ、一層闇を演出する。

僕は、自然と左手に着けてあるパワーストーンを右手で覆いながら、数珠📿のように扱っていた。

あの鎖で覆われた場所から10分後、

空気が張り詰めたまま、着いたその先は、『駐車場すらない』真っ暗な小さな神社⛩だった…



続きです👇

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