実在していた!?賢者の石と錬金術師の伝説🌈
鉛や水銀などの金属から金を作り出す『錬金術』。
錬金術には昔から、神秘魔術のような意味合いがあります。
錬金術の歴史は古く、紀元前よりも前に、人はこの技術を修得していたとされています。
最初に錬金術を使った人物であり、錬金術の生みの親でもあるヘルメス・トリスメギストスは、生まれについて明らかにされていませんが、実在していたと言われています。
彼は、錬金術の歴史の中で、最も重要な人物だったと言われています。
なぜなら、
錬金術で『賢者の石』を作り出すことができたから。
賢者の石とは、空想の中で、銅・鉄・鉛・スズ・水銀といったありふれた金属を黄金などに変化させることができる物質。
錬金の最終段階で赤色の粉末状の物質となる賢者の石は、卑金属を金に変え、金の量を無限に増やす能力を持つとされています。
また、人間を若返らせ、病気を癒す万能薬としても重宝されていました。
賢者の石には、四大現物質(土・水・火・空気)を精錬し純化した形であることから、このような言い伝えがあります。
「宇宙の創生と同じ」
賢者の石は、大宇宙に対する小宇宙のような存在であり、あらゆる生命を蔵する種子のような根源的作用を持つ物質であるとされています。
また、地球に渡来した古代アトランティス人によって発明されたものではないかとも言われています。
いわば、
「自然の根底に潜む精髄を凝縮したもの」
それが、賢者の石です。
さらに、ヘルメスの前世にも伝説があります。
つまり、私たち人間の始まりとされている『アダム』と『イブ』の孫が、ヘルメスだったということです。
なぜ、彼はここまでの伝説を持っているのでしょうか?
実は、エジプトのギザの大ピラミッドの中に、ヘルメスが安置されているという伝承があります。
しかも、これを発見したのは、エジプトを征服したアレクサンドロス大王だったのではないかと言われているんです。
数々の伝説を持つ錬金術師『ヘルメス・トリスメギストス』。
未だ、誰一人、賢者の石を発見できた人物はいません。
ただ、その研究過程で人々の物質に対する理解が進み、錬金術が現代化学の母体の一つとなったのは事実です。
すでに、彼の生まれ変わりは、現代にいるのかもしれませんね😌
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