五感を超える感知能力!第六感は子どもの頃から働いている🌈
私たち人間には、周囲を感知するために、五感(『視覚』『聴覚』『触覚』『味覚』『嗅覚』)が備わっています。
この五感に加えて、もう一つ人間に備わっているのが『第六感』です。
第六感は、基本的に、「五感以外のもの」かつ「五感を超えるもの」を指す言葉で、より鋭く本質を掴む働きがあります。
『インスピレーション』『勘』『直感』『霊感』『超感覚的知覚』
すなわち、理屈では説明しづらい感覚のことです。
「何か嫌な予感がする」
こういった人間に備わっている本能で感じることもあり、人によって感じ方も様々です。
この第六感を科学的に解明した研究では、
第六感は、
「体の深部(皮膚と内臓)の中間領域で起こる『固有受容覚(深部感覚)』である」
としています。
固有受容覚とは、自分の身体の『位置』『動き』『力の入れ具合』によって感じる感覚のこと。
主に、以下の6つの働きがあります。
① 力を加減する
② 運動をコントロールする
③ ボディイメージの生成
④ 重力に逆らいながら姿勢を保つ(抗重力姿勢)
⑤ バランスをとる
⑥ 情緒を安定させる
これら6つの働きは、普段から無意識に行われていますが、程度には個人差があります。
この感覚は、子どもの頃から、家庭や学校で人と触れ合うことで自然に習得しているため、私たちは当たり前に使えているんです。
固有受容覚は、五感と違って、無意識に感じるもの。
脳が情報で溢れてしまうと、人が本来必要とする『落ち着き』や『安心感』を得づらくなってしまいます。
「子どものうちに、脳を使わずに学んでおく」
「『人や物』『石や葉』に触れ、自然の中で風や音を感させる」
これが、私たちが知らず知らずのうちに受けてきた『第六感の教育』。
「脊髄・骨格の損傷など、これまで治療が難しいとされてきた病気やケガを治せるようになる」
「新たな治療法を見つけることができるようになる」
現代科学では、この第六感を使った医療の研究が急ピッチで進められています。
ちなみに、人の嗅覚(フェロモン)を察知する能力も、『第六感』に位置付けられています。
人がどのように相手からフェロモンを感じとっているのかは、未だに解明されていないメカニズムの一つ。
人間はかつて、匂いを感知する『嗅上皮(きゅうじょうひ)』ではなく、『鋤鼻器官(じょびきかん)』と呼ばれる器官でフェロモンを感じ取っていました。
しかし、進化の過程でこの鋤鼻器官が退化してしまったため、現在、フェロモンを感じ取る器官がどこなのか分かっていません。
研究者たちは、この器官の在処を探しつつ、人間や動物の進化の多様性について、日々研究を進めています😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈