残高のランキングが公開される悪魔のATM🌈
一昨年、アメリカで一風変わった『悪魔のATM』が作られ、話題になりました。
悪魔のATMは、ニューヨークのブルックリンで活動するアート集団『MSCHF』の作品で、その名も『ATM Leaderboard(ATMランキング)』。
その名の通り、ATMを利用した人の『預金残高』がランキング形式でモニターに公開されるATMです。
カードをATMに入れるとすぐ、自分の預金残高がモニターに表示されます。
さらに、カメラで顔写真を撮影され、まるでゲームセンターのスコア表示のように、預金残高のランキングが作られ、発表されます。
ただし、これは、アートフェスティバル会場限定で設置されたATM。
実際に、街中にあるわけではありません。
安心してください。
この作品を手掛けたアート集団『MSCHF』について、アメリカのメディアは、
「手の込んだ方法で、私たちの文化・政治・貨幣システムの不条理を暴いて利用するコンセプト集団 」
と説明しています。
ちなみに、暫定1位となっている方の預金残高は、3,004,913.06 ドル(約4億1千万円)だそうです。
世界のATMの市場規模は、2022年、222億ドル(約3兆2637億7千万円)に達しました。
それからさらに増えると予想されていましたが、現在、世界中で銀行離れが起きており、若い世代を中心に仮想通貨ATMへの移行が進んでいます。
仮想通貨ATMは、75の国に設置されており、42の企業によって運営されています。
日本でも仮想通貨の勢いはあるように思えますが、まだ仮想通貨ATMは設置されていません。
ビットコインATMは、世界中に設置されており、2023年11月現在、全世界で3万9,000台以上が設置されています。そのうち、約70%がアメリカです。
日本には、2017年に行われた資金決済法の改正によって、暗号通貨の取引を行うにはライセンスが必要となりました。
過去には、日本国内にも設置されていた時期がありましたが、現在は撤去されています。
現状、日本では、ビットコインATMの利用は出来ません。
今後、通貨の自由度が高まれば、日本にも新たな形のATMが導入されるかもしれませんね😌
最後まで読んでいただきありがとうございました🌈