国生み①~しま、ときどき下ネタ~【古事記】
どーも。早坂亜希子です。
今回はね、伊耶那岐神(以下、ザナギ)と伊耶那美神(以下、ザナミ)による「国生み」のお話。
天つ神はその総意によって神世七代のうち、最後になった伊耶那岐神(いざなぎのかみ)と伊耶那美神(いざなみのかみ)に下界の海をお指し示しになり、「この漂っている国を修め理(つく)り固め成せ」と命じられ、美しい球で飾られた天の沼矛を賜い、ご委任なさいました。
天つ神ってのは全神さんって感じ。
全神さんの総意でザナギとザナミにね、お仕事が降ってきました。
年下?だしね。そこは問答無用で従うよね。
天地ができた時の大地ってのはまだ若くて、海にぷよぷよ浮かんでました。
脂のよう。根付いてない。
ほんで貰った矛でコオロコオロっつって海を描き回しましてね、
グイッと引っ張って塩で出来た、淤能碁呂(オノゴロ)島を作ります。
どこだっつーね。
大泉洋ばりにここをキャンプ地としましてね、島を沢山作ります。
その島々にね、神の世界にいる諸先輩方と通じる天之御柱(あめのみはしら)とか、
神殿とかをお建てになったとさ。
結構仕事した。
そんなこんなでホッと一息ついた所でね、ザナギですよ。
「自分の下半身に何かぶら下がってんだけど、あなたの体はどうなってんの?」
日本史上初の下ネタはね、急。
ほんとどうした。
疲れた所での不意な下ネタ。私なら引いてる。
「体自体は結構出来あがってるけど、私も一か所だけくぼんでる所がある」
そこはさすがザナミ。女性の持つべき懐の広さってのをね、教えて頂きました。
すかさずザナギ
「それでは私のデッパリをあなたのくぼんでる穴に挿し入れて、国を生もう!」
しつけー
とはいえザナギ側もね、なんせ史上初。
口説き方に前例が無いもんで、はやる気持ちが言葉に乗っちゃってるのはわかるよ。
そんなゴリ押しにザナミが応じた(!?)所で、日本列島が生まれていきますが、
それは次のブログで。