「国生み」から見る日本人のあり方

どーも、早坂です。

今回はね、少々マジメモード。

国生みのお話から当時の日本人の価値観に迫ります。

まずザナミとザナギ、お互いをホメ合いましたね。

「あなたは、なんていい男なんでしょう!!!!」

「あなたは、なんていい女なんでしょう♪」

これは盛り上げる為ではもちろんなくてね、当時から言葉というものには力が宿る、

言霊(ことだま)という考え方が浸透していたからだとされています。

良い言葉を発すると幸せになり、悪い言葉を発すると不幸になる。

なんせ国生みというビッグイベントですから、縁起良い事としたかったのでしょう。

ほめまくり。

発する言葉をポジティブにってのはね、現代にも十分通じる考え方。

それを1400年前から考えられていたって事が素敵かよー。

今後も古事記では「願い」とか「想い」が現実世界に影響を大きく及ぼす描写が出てきます。

それほどまでに言葉の力というモノを御先祖様たちは信じていたみたい。

ロマンティックー!

次、ザナミから声掛けたから失敗したというシーン。

なぜだとね、私も思いましたよ。

これは男尊女卑とか、そんなチンケなもんじゃなく、

「男女の関係は男から声を掛けるっつーもんよ」

って事をね、伝えたいようです。

女から言わせんな。恥ずかしい。

男なら自分から声掛けろっていう漢気ってモンをね、問いかけてる。

もしかしたら、編纂した太安万侶(おおのやすまろ)は、神話を描くこの古事記は

後世まで残り続ける歴史書になる。

っつーことで、いつの時代の人が見ても日本男児とはといった「教訓」として

意識させる為に書いているのではとさえ思えるよね。

つ、ま、りー

以上の事を総括すると運命の人ってのは必ずいるって願って、アウトプットしながら

殿方の登場を待てばいいって訳ね!!(爆)

ロマンティックー!

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