球春到来!プロ野球の観客動員について考えて見た!#マーケティングトレース
毎年恒例。2月1日からプロ野球球団がキャンプインしましたねー
色々な商品、サービス、エンタメが生活者の可処分時間を奪い合う中で
プロ野球が更に観客動員(球団売上)を増やす為に何が出来るかを考えて見たいと思います。
#リーグ別の観客動員数
リーグ別で見ても両リーグ共に増加していて、当然1試合平均人数も増加中。1試合平均3万人超えてるって何気に凄い。
※リーグ別ですとセリーグ34,655人。パリーグ27,203人。
ちなみに
サッカーJリーグ(J1)の2019年度は
6,349,681人(1試合平均20,751人 ※1試合平均が2万人を超えたのはJリーグ創設27年目にして初)
そしてバスケB.LEAGUE 2018-19シーズンは
B1・B2総入場者数2,593,217人で3年連続入場者数増
ゴルフの2019年度ギャラリー総数は
女子:682,868人(10年振りに60万人越え)
男子:327,801人(昨年から9,335人減少)
やはり女子人気圧倒的なんですねー
※大相撲は非公表のようです。
※嵐のコンサート動員数は181,8万人(2019年日経エンタ調べ)
#動員増加についての仮説
野球、サッカー、バスケなど軒並みに動員数が増加している状況。
各球団、チームが集客施策にチカラを入れており、特にバスケはリーグ全体でデジタル施策に取組んでいることなどが集客に繋がっていると思いますが(詳細は以下書籍にて)
社会環境的な要因としては、「働き方改革」「少子高齢化」(これは年代別入場者数などみてみないと分かりませんが)、「祝日増加」「SNS普及」なども考えられる。
#3C分析
▶︎顧客:老若男女問わず全世帯が楽しめる
▶︎競合:同じスポーツ競技や、エンタメ、テーマパーク、ショッピング、旅行などではなく、主婦の育児、子供を塾や習い事に向かわせる学歴社会(昔ほどではないが)、社会人の残業などでしょうか。
#4P分析
▶︎プロダクト:基本スポーツ観戦ですが、エンタメ・ストレス解消・接待・飲み会・ライブ体感・スポーツ教育なども含む。
▶︎プレイス:球場やスマホアプリの1球速報など。
▶︎プライス:入場料&飲食費&交通費&ファンクラブ年会費
▶︎プロモーション:各球団で様々。試合前のファンサービスや入場料割引や
ダイナミックプライシングなど。
#私が球団職員だったら
ありがたいことに私の住む九州は各県にほぼ何かしらスポーツチームが存在しています。プロ野球だけに限らずスポーツ全体の動員数底上げという視点ですと・・
例えば、年間チケットかパスポートを販売して野球(ホークス戦)、サッカー(アビスパ福岡、ロッソ熊本、トリニータ大分、サガン鳥栖、ユナイテッド鹿児島、V・ファーレン長崎など)、バスケ(ライジングゼファー福岡)の主催試合は自由に観戦に行ける施策など。交通費などは別途で。
高齢層は旅行とセットになった簡易ツアー組んでみる。
ビジネスマン用にスーパーボックスの一部を
仕事しながら観戦できる部屋にしてみる。ビジネスボックス的な。
まだまだ色々な打ち手がありそうですね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!