【読書記録】自分の意見で生きていこう
読書はしているのですが、ここ最近読書記録を残していなかったので久しぶりに記録したいと思います。
ちきりんさんの著書です。
世の中には、1+1=2のように絶対的答えが決まっている問題と、正解のない問題の2種類があります。
そして世の中の大半は答えのない問題。だからそこに対する意見は正解・不正解もないんですよね。
でも日本人は今までの文化・風潮的に、自分の意見を表明することを積極的にしない。私も典型的なその一人です。
そんな自分が嫌になって、何かヒントを得ることができれば・・・と思い、この本を手に取りました。
みんな違う意見で当たり
前他人と違う意見だからと言ってそれが間違いなわけではない。否定されているけではないんですよね。
でも私も昔から他人と意見が違うのが不安人間です。違う意見を言われるとなぜか否定された気持ちになる。
おそらく自己肯定感が低いんでしょうね笑
そんな自分が情けない・・・と読みながら感じました。
私には意見が違うことを否定されたと感じないようにする訓練が必要ですね。
意見と反応の違い
会社でよくある会議の会話を切り取った「意見」と「反応」の違いの説明には笑いました。
これうちの会社の会議そのまんまじゃん!と笑
誰一人意見を言っていない会議なんてザラにありますよね。なんなら大企業の大きな会議になればなるほど、意見を言ってはいけないような暗黙のルールが存在しているようにも思う(うちの会社だけ・・・?)
「ポジション」を明確にした発言でこそ意見になるんですよね。ただの情報を伝えているだけにならないように気をつけようと思いました。
SNSは議論の場所には向いていない
SNSは「意見表明の場所」としてはすぐれているが、「議論の場」としてはうまく機能しないとのこと。
SNSは不特定多数が見る場所だからこそ、自分の意見を発信する場所として優れている。その反面、議論には向いていない場所。それはあまりにも共通の情報を持っていない人たちの集まりだから。議論というものをするにはある程度の前提条件をそろえて話す必要があることもある。それもないまま議論をすると炎上にもつながりかねないならSNSで議論はしないこと。
NOT 中立信仰
はい。中立信仰とは私のことです。
ってくらい、振り返って考えてみると私はどっちつかずの発言しかしていないなぁと思う。笑
色んな立場の人がいるし、バックボーンが違うから、みんなに悪い気をさせないように中立的な立場をむしろ意識していた私。
でも自分の意見で生きていく上ではNOT 中立信仰。
そりゃそうですよね。曖昧な中立にいたら、「結局あなたの意見は?」と言われても仕方がない。
中立にいると傷つきはしないけど、いつまでもどこか蚊帳の外なんですよね。そりゃそうですよね、議論に参加できていないのだから。
徐々に中立信仰から脱出していく練習をしようと思いました。
最後に
具体的に行動に移したくなるコツがギュッと書かれていました。
自分の意見を言えるようになる練習も収録されているのでこれに沿って意見を言う練習をしなきゃ・・・!
もっといろんなものごとの表面だけでなく、奥深くを探っていくクセをつけたら自然と意見が出てきそう。
たしかに一生懸命取り組んできたこと、現在取り組んでいることには意見を言いやすいですからね。
私に決定的に足りないのは「なぜ?」と疑問を持ち、その疑問を解消しようと行動できていないこと。情報の取り方も、世間の意見を探すのではなく、判断するためのデータを探しに行く。そんな風に思考の回路をちょっとずつメンテナンスして、自分の意見が持てる人へと変わっていきたい。
日々練習。
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