夢日記202408
20240830
職場に「ファッション番長」と呼ばれている小柄なおじいさんがいる。
特にファッショナブルではないが、いつもこざっぱりした清潔な服を着た、優しい笑顔の好々爺だ。
かなりのお歳らしい。
戦後の物の無い時代に、あるお婆さんから「切った髪の毛を布に包んで懐に入れておくと良い」と言われ、その通りにしたそうだ。
それ以来、人に服について相談されることが増え、ちょっとしたアドバイスをすると喜ばれるようになった。
いつしかそれが仕事の役にも立ち、ファッションのことでは周りに一目置かれるようになった。
御本人に、服が好きなんですか?と聞くと、全く興味が無いね、と笑っていた。
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