夢日記202207
20220728
友人が家に遊びに来た。
もてなすようなものが何も無いので、彼女には家で寛いでもらい、近所のドーナツ屋に買い物に行く。
店の中は、一昔前の田舎の郵便局のようだった。
カウンターの内側に、手の空いている紺の制服を着た丸顔の若い女性がいたので、注文をしようと声を掛けると、彼女は顔を曇らせ、自分はもう上がる時間だからと言いながらいなくなってしまった。
年配の女性店員が他の客の対応を終わるまでしばらく待って、ドーナツと稲荷寿司を買った。
帰ろうと、岩場の道を歩いていると、目の前に幅数十センチから一メートルくらいの幅のクラックが有った。跳べない距離ではないけれど、手に食べ物も持っている事だし止めておき、少し戻って下の広い道まで降りた。
黄土色の土の道は、あちこちに水が溜まり、何だかブヨブヨしている。
どうもこの道は全て、キノコで出来ているらしい。
足に力をこめ、勢いをつけて滑ると、数百メートルも一気に滑走できて面白い。
頭上には大きな石造りの門が有る。
凱旋門だ。
どこか良い写真を撮れるところが無いかと、場所を探していると、どこからかバイブの振動する音が聞こえる。
友人からかも、とポケットからスマホを出して確認するが、誰からも電話は来ていなかった。
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