夢日記202205
20220529
実家の玄関のたたきに、2~3歳くらいの女の子がポカンとした顔をして座っている。
どこの子だろうと思って見ていると、すりガラスの引き戸の向こうに黒い人影が現れた。
カラカラと戸が開き、現れたのは60代くらいの上品な女性で、あらあらと言いながら幼女を抱え上げると、玄関の外に出して戸を閉めた。
彼女はニコニコと楽しげに靴を脱いで家に上がり、勝手に二階へと続く階段を登って行った。
追いかけて、何なんでしょうか?と声を掛けると、裁縫を教えに来たのよと答えた。
階段の上にはいつの間にか小部屋ができていて、長い座卓が置かれ、その女性は私の姉と向かい合わせに座り、早速何かの手ほどきを始めた。
私が、手元が暗いでしょうと階段の照明を点けると、彼女は気が利くのね、とニッコリして言った。
階下に降りて、お茶でも出そうとお茶碗などを揃えるが、台所のテーブルの天板がクルクル回転を始めてはかどらない。
天板の動きに合わせてやっとお茶を淹れると、もう出勤時間を過ぎていた。
慌ててバッグを引っ掴み玄関まで出ると、先程の女性が20代の若い姿になって現れた。職場まで送ってあげると言う。
車で来たんですか?と聞くと、ハーバードじゃ車が無いとやってられないのよ、と笑った。
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