夢日記201911

20191125

誰かのお通夜に来ているらしい。
たくさんの弔問客は、あでやかな錦で飾られた棺には興味がないようで、テーブルに並べられた凝った料理に集中して賑やかだ。

私も、折り詰めの容器を片手に、美味しそうなものを幾つか選んで詰めていた。

遅れて来た女性が、あら、もうなんにもないのねぇと言いながら、寂しくなった料理のテーブルを眺めていた。

デザートのコーナーに、練り切りで作った10cmくらいの武者人形が5体と30cmくらいのが2体飾ってあった。

私がその女性に武者人形を勧めると、彼女は小さいのと大きいので迷い、なかなか決められない。

私は小さい方の武者人形を一つもらう事にした。
柔らかな色合いが美しく可愛らしい小さな武者は、装束の作りも細かく、食べてしまうには惜しい出来栄えだ。

私の後から、別の人達が現れ、小さい武者人形を持って行き、テーブルには大きいのが2体と小さいのが2体残った。

件の女性は、まだウンウンうなりながら、大きい方と小さい方を選びあぐねている。

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