夢日記201909

20190929

小さな木造の部屋に、数人の仲間と居る。

結婚式の準備の為、みんなオフホワイトのスモックのような礼服を着ている。外国の合唱団のような姿だ。

婚礼を挙げる方の親族がやってきた。
その中の、紋付きを着た一人の老婦人が、中くらいの両手鍋を大事そうに抱えている。
中には水が入っているようだ。

「この水でうどんを茹でて新郎新婦に食べてもらうの」

そんな習慣があるのだろうかと思いながら、私がその鍋を受け取ろうとした時、私の手が滑って鍋を落としてしまい、中の水はすべて床に飛び散ってしまった。

私は慌てて鍋を拾い、中に入っていたらしい水草をつまんで鍋の中に戻した。お詫びして、水道から水を汲んでくると言うと、彼女は悲しそうに首を横に振った。
「この水は天水だから、すぐには手に入らないわ」

私は水道水でも、その中に水晶を入れれば浄化されて「天水」と同じになる、と何かで知った覚えがあった。

近くのショッピングセンターに、確か水晶が売っていたはずだ。
私は財布を持つと、急いで外にでかけた。

華やかなショッピングセンターには、美しい服や珍しい雑貨など、たくさんの商品がきらびやかに飾られて売られている。

しかし、私の探す水晶はなかなか見つからない。

スイーツを売るおやじさんが、大きなチューロに色鮮やかなクリームを載せて、美味しいよと私に差し出す。

チューロはサクサクして甘く、とても食べごたえがあった。

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20190920

仕事でお菓子のパッケージを作っている。
どこかの会社の販促品で、配布する記念日が印刷されているのだが、その日付はとうに過ぎていた。

このまま作るべきか社長に尋ねると、ああ任せるやっといて、と軽い。

女性の上司に聞いてみると、最初はそのままやって、と言ったが、記念日の日付が過ぎていることを指摘すると、じゃぁもう要らないと言う。

どうしたものか決められずにいると、同僚がきれいな紙箱にきちんと並べられた高級そうなチョコレートをみんなに配っていた。
私にも、一つどうぞと箱を差し出すので、美しい一粒をつまんで取った。

誰から? と聞くと「私から。あなたが辞めるから奮発したの」と微笑んだ。

あれ? 私、この会社辞めるんだっけ?

かたわらのゴミ箱に、大きな桃色の饅頭が捨てられていた。
あれは確かお供えのイチゴ饅頭だったな。傷んでしまったのかな、と考えている。

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