やまがみはやと

京都市立日吉ケ丘高校の国語科教員です。作文教育・メンタリング・学びの場作りに興味があります。生徒が書きたいものを安心して書く中で学ぶ教室を作りたい。

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    キャリア教育に関する取り組みを発信し、進路指導の新しい価値を提案します。

最近の記事

インプットとアウトプットの間

こんにちは。お久しぶりです。進路部の山上です。 2023年度初めてのエントリは、6/28(水)に開いた総合型選抜学習会のディスカッションについてです。 今年も引き続き「生徒・学生・教員で作る学びの場」として、総合型選抜に向けた学習会を開いています。 伝えたい自分の考えを育てる 第4回目となる今回は、小論文やプレゼンテーションなどのアウトプットと、テーマ学習などのインプットの間をつなぐ思考の段取りをディスカッションを通して練習しました。 これまでに高校生の書く・話すことの指

    • モードレスな授業

      パフォーマンス評価への迷い指導と評価の一体化ってやつ。やればやるほど生徒が何を学んでいるのかがわかんなくなってくる。 僕自身もエッセイライティングの授業でルーブリックを事前に生徒に示したり、ディスカッションで達成すべき項目をチェックポイントで示したりということをしていた。パフォーマンス課題とセットで到達度を観点別にあらかじめ示し、目指すべき方向性を明確にするためにルーブリックを示すという手法は10年ほど前から徐々に定番化しつつあるように見える。 たいていの生徒はきちんとルーブ

      • 居場所って誰かが誰かに与えるもの? テーマ学習「つながりと居場所」振り返り

        こんにちは。日吉ヶ丘高校 進路部のやまがみです。 日吉ヶ丘高校進路部では学生ボランティアと協働して、高校生・学生・教員が共に考える学びの場=総合型選抜対策講座を企画しています。毎回、運営メンバーの中から一人担当を決めて、その人が中心となって自身の問題意識や違和感、モヤモヤからテーマ学習を作っています。今回は僕が担当したテーマ学習「つながりと居場所」について、企画から当日の様子、その後の感想まで振り返っていきます。 「居場所が必要である」のその先 今回の学習会を企画するに

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