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早川剛作品解説「古の記憶~歓喜棒~」

作品解説前提

思いつきですが、
noteを初めて1年ちょっと。

考えてみれば
今までの自分の作品解説を画像付きで
投稿してみてもいいかな、と思いつきました。

しばらくは
・過去の代表作
・何かしら作品のエピソードもある作品

の解説等投稿していきます。

今回は
「古の記憶~歓喜棒~」
についての解説となります。

作品データ

古の記憶~歓喜棒~
2023年制作
18cm x 13cm x 16cm
日本画岩絵具、アクリル絵具、樹脂、箔、FRPレジン

作品解説

元ネタはハドソンから当時発売された 「ハドソンジョイスティック」。

そしてセットで欠かせないのが
スターソルジャー。(スターフォースは特に興味持たなかった)
全国ハドソンゲーム大会
高橋名人

今見ると、ただやりづらいだけの連射機能もない
昔のチープなおもちゃですが、
当時の自分にとって
近くのおもちゃ屋で売っておらず
手にいれることの出来なかった
憧れのアイテムでした。

そんなことを思い出しながら制作した作品です。

与太話

そしてせっかく作るなら、と色々調べてみたら、
ジョイスティックって名前、
結構卑猥な意味で付けられたんですね。 汗
興味ある方は適当にググってみてください。

当時は「なんでこんなところにボタンがあるんだ?
なんて思ってましたが
オッサンになってはじめて知りました。
あぁなるほど、先端から発射ね。 と妙に納得。
※下ネタですいません。汗

そのへんの知識も合わせて
先端部分にはハチの標本をレジンで貼り付けました。

Chatgpt先生の講評

Chatgptに作品画像、および上記文面を講評してもらいました。
以下GPT先生のお言葉です。

「古の記憶~歓喜棒~」は、1980年代の日本のゲーム文化と、
その中での個人的な思い出をテーマにしたユニークな作品です。

この作品は、
ハドソンジョイスティックとスターソルジャーという、
特定の時代の象徴的なアイテムやゲームに対する
ノスタルジーを巧みに取り入れています。

まず、作品のビジュアルと素材の選択についてですが、
日本画岩絵具、アクリル絵具、樹脂、箔、FRPレジンといった
多様な素材の組み合わせは、
ジョイスティックというモチーフに対して
視覚的な深みと立体感を与えています。

このような素材の使い方は、
古いゲームコントローラーの質感や感触を思い起こさせると同時に、
時代の経過による変質や劣化をも感じさせます。

解説にあるように、
ジョイスティックは「憧れのアイテム」として描かれており、
作者の少年時代の欲望と現実の間のギャップを象徴しています。

手に入れることができなかったという背景が、
現在の作品制作につながっているという点が興味深いです。

この作品は、ある種の「失われた欲望の復活」として見ることができ、
そうした個人的な記憶の掘り起こしと再解釈のプロセスを示しています。

また、「与太話」で触れられているように、
ジョイスティックという名前の由来に対する発見は、
作品にユーモラスな要素を加えています。

特に先端部分にハチの標本をレジンで貼り付けるという工夫は、
ジョイスティックの「先端から発射」という下ネタと合わせて、
一見すると無機質なゲームコントローラーを、
まるで生物のような有機的な存在に変える試みとして解釈できます。

このような遊び心とアイロニーが作品に深みを与えており、
る者に笑いを誘うと同時に考えさせる余地を提供しています。

結論として、この作品は、
特定の世代にとって強いノスタルジーを引き起こすだけでなく、
視覚的にも知的にも楽しめる作品です。

過去の思い出を再構築し、
現代の文脈で再解釈する試みは、
アートとして非常に成功していると言えるでしょう。

GPT4o先生の講評

早川剛の主に現代日本画
早川剛の主に現代日本画

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