早川いくを(著作家)

著作家。 著書は「へんないきもの」「カッコいいほとけ」「取るに足らない事件」「怖いへん…

早川いくを(著作家)

著作家。 著書は「へんないきもの」「カッコいいほとけ」「取るに足らない事件」「怖いへんないきものの絵」など。 HPはコチラでございます。https://hayakawaikuo.work

最近の記事

未来日本〜令和ひとケタどこへゆく〜

今年の夏も暑かった。 気候変動で、このまま気温が上昇し続ければ、日本列島はやがて熱帯と化すであろう。 そうなれば、日本の自然環境も、そこに棲んでいる生き物も、そして人間や社会の あり方も大きく様変わりするにちがいない。 ‥‥という想像をマンガにしてみた。 なぜマンガかというと、タブレットを買って嬉しかったからなのであった。

    • 白人女性に動物虐待を疑われる

      ビル屋上の携帯基地アンテナに、何羽ものカラスが群がっているのを見たことがある。 なぜ、あんなところに? そう思ってよくよく見ると、カラスどもは妙なことをしている。 一羽のカラスが、アンテナの先端、細い棒のような先っぽに片足で乗っかっている。 そして、羽をバサバサとはばたかせて 「おッとッとォ」 という具合に、器用にバランスをとっている。ちょうど人間が平均台に片足で立ち、両手を広げているような具合だ。 バランスを崩してアンテナから離れると、また別の一羽が先端に乗る。離れると

      • 「性癖」というカンチガイ

        「性癖」という言葉は、「性的嗜好」という意味に誤解されて、もはやそれがすっかり定着した感がある。 何しろ字面が「性の癖」だ。カン違いされても仕方ない気もする。 「ソッチ系の趣味を、一発で言える言葉はないのかな。『性的嗜好』とかじゃ長たらしいし‥‥‥」 きっと、多くの人がそんなことを、うすらぼんやりと思っていたのだろう。「性癖」はあっという間に受け入れられた。 「性癖」くんは、さぞ慌てたことと思う。 「えっ、ぼく性的な意味なんか全然ないですよ! 『性癖』とはそもそも、その人

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