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人面山について(葉脈盆地1)

約10年前に東京から郷里に戻った。百年ものの実家のいくつかの部屋を年単位で移動した。今まで住んでない部屋からの、南西方向の山並みに人面山を見出し、なんとはなしに目が吸い寄せられる。画像左から広い額、鼻、口、少ししゃくれた顎。なんとなく女性のナイーブな表情?画像右から、先の人面の前山に、鼻、口、顎が男性にも女性にも見えて、シンメトリカル。

歴史的には何も無く、地形的にも無名。この地域さらに唯一私だけのアングルに人面。雲多き風強い日には、まだらな陽だまりと影が、山肌を渡り山笑う山歌う、山さすらう。諸星大二郎世界から離れる事十数年、妖怪ハンターならぬ郷土民俗探求してみるか。郷土史の雲間に世界史の曙光がさす、ってか〜?!


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