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新しい身体を死後持つという驚きへの気づき(6) (葉脈盆地31.) ヨーガ・瞑想技法による脳内量子場の形成拡大。ブッダ上根成仏法の流域に遡る。

死後の中有の存在(死後、次の肉体を得るまでの49日間の存在)における、恩寵の時間に、瞬間的な悟りを得て時間から出離する神通力(ヨーガ1より)が、ブッダの上根成仏法の成果の1ランクだが、ブッダご本人や一部の直弟子達は、生きているその時に、肉体を持ちながら、時間からの浮上を達成していた。ヴェーダにおける数千年のヨーガ・瞑想技法を熟達凌駕するブッダの上根成仏法の流域を推量してみる。例によってミルチャ・エリアーデ著、ヨーガ1から、●AD5世紀頃の瑜伽行派は、"俗なる世界を破壊し、非限定なるもの((=限りないもの))を再び得る為には、瞑想とエクスタシーを通じて、自己自身の中に引き下がるほうが、分析により世界を消滅させるより容易である。"と主張する。分析とは大脳新皮質のみのの機能だが、●同じくAD5世紀頃のブッダゴーシヤの清浄道論には、ヨーガと瞑想は智慧を増大させる修習((脳内及び肉体全体の量子場活性化と連結融合?つまり自己を量子的に制御する力を得る?))とされ、意識の諸状態の滅尽=エクスタシーを獲得できるとする。つまり感受、感覚、認識、思惟等の脳内雑音を停止させるプロセス。シッディ(超能力リスト)には、・体内の不浄なものについての瞑想、・人体構成要素の精神的利点についての瞑想があり、これらは、消滅させる対象としての肉体と機能を磁場・振動・波長面で把握制御するプロセスと思われる。これらの体内量子場を制御するプロセスから、脳内から俗なる世界を破壊し、限りないものを再び得るエクスタシーというバックグラウンドがまず達成される。さらにこの先のプロセスこそ、ブッダへの跳躍点と思われる。ヨーガ1から、●ヨーガ実践の仏教僧達は様々な対象物を活用し、瞑想と行を行うが、対象はカシナ(遍)と呼ばれ、暗闇に漏れてくる光、水が入った瓶、土の塊など。彼らは瞑想以外の精神活動を全て無くす事で、精神的な流れを統一する。(=エクスタシーを得る。)そして、対象物と自己の思考との完全な一致を達成する。つまり同じ波長の振動、量子場を得る。●アーサナの姿勢~調息~心の中の思考形態を固定~アラハン(=アルハット=阿羅漢=ブッダ)という言葉、最初のマントラでブッダと完全に一致、つまり入我我入する。そして明確なるブッダの像が得られた時、●火の要素(=クンダリーニと思われる。)が湧きおこる。開始段階は太陽色、前段階は金色、エクスタシー段階は明けの明星色。この色彩(=エネルギー=量子場)を、心臓、臍に巡らせる。火の要素から順に水の要素、風の要素と循環させる。つまり、ブッダの量子場と同調共鳴する振動=色彩・火水風という場を体内の基幹量子場=チャクラに巡らせる事で、ブッダと一致する量子場にアプローチするわけだ。●その色彩感覚=量子場をまず両手の幅まで広げ、3マイルに伸ばし、さらにシュメール山?つまり無限大にイメージ拡張する。自分の、ブッダ量子場に同調共鳴した量子場を世界大に広げる。俗なるものが至る事ができない、実在の諸次元へと上がる。世界からの浮上。参照:ミルチャ・エリアーデ著、ヨーガ1.。()、(())は作者。(画像はバスゴー寺、金剛薩埵。マンダラ出現と消滅展図録より。)

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