雑草詩句短歌 ブランデー詩21. 早瀬野卑 2021年12月31日 09:39 小旅行列車は線路沿いの家々の庭に花を枯れさせ窓を叩き 山に入った湿った落ち葉や枯れ枝の間に蒼白な入道雲が見えた身体がほてり時が速やかに流れた暗い部屋に雪が吹き込んだように生き返り確かに燃えている種のようだった寒河に沿って山と雲が際限なく流れ薄雲が幾度も太陽をさえぎり枯野を走った胸に火が熾り曇り空に灯った ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #青春 #苔 #1970年代 #黴