⊗『電子洗脳』⊕ “国防高等研究計画局(DARPA)がひたすら研究する「シリコンチップ・インプラント」 近年、国防高等研究計画局(ダーパDARPA。大統領と国防長官の直轄の組織でありながら、軍の干渉を受けないという不可思議な技術開発機関)が、脳の解読や、脳と直接相互作用する電子マイクロチップとナノ回路の開発をさかんに進めている。……聴覚、味覚、触感、視覚システムが、科学の各分野の統合によって飛躍的進化を遂げた。…… 新たなマイクロチップ・インプラント技術を用いれば、人間の脳とコンピュータの直接的相互作用が可能になるという。… …アリゾナ大学がサルの脳へのインプラントに成功し、「サルの意思だけでコンピュータ画面を操作できるところまで訓練した」と発表した。…… …記憶の経路と保存を担っている脳の一部(「海馬」)がシリコンチップ上に作れるというのである。科学者たちはラットの海馬の完璧なモデルを作り、モデルをプログラム化してチップに集積し、本物の海馬と置き換えた。…… FPGA(プログラム可能ゲートアレイ)やANN(人工神経回路網)など、高性能の新生技術は、桁違いに強力で適応度の高い進化を遂げる可能性を秘めている。
■画像は「ワニの赤ちゃん」。ナショナルジオグラフィックより。
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■画像は『シャーマン』より。済度の護摩行を行う日本の山伏。
∞『シャーマン』∞ “シャーマンは、はかない世界の一切を放棄し、鋤を入れられる広大な畑のようになり、植えられた種子のために切り開かれて、自ら殺される者なのだ。 裸の太陽と馴化された火は、本質において一つである。……このように、火の支配は〈絶対者〉とともに行うシャーマンの演戯なのである。シャーマンと魔術師は世界中で、この統御力の証明と彼らの信仰の表明として、火と関係づけられている。
こうして火は、霊魂に含まれるイメージの助けを借りて直接体験される。…… シャーマンやエクスタシーに入っている人は、自然や過去の慣例がもたらす限界を、肉体に封じ込められた心理イメージを現実化するために超越していく。現実の変容は、内的なものが外的なものになるという生けるシンボルのプロセスを通して生ずるのである。”
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❝『キリスト元型』❞ “キリストの人生に起こったことは、いつでもどこでも生じている。キリスト元型には、この種のあらゆる生が、前もって形象化されている。C.G.ユング『心理学と宗教』
…多くの人にとって、神はかつて住んでいた教会にはおらず、そこに戻ってくることもないだろう。「我々は、ギリシア人がカイロスと呼んだ時を、つまり、「神々が変容」する時、根本的な原理や象徴が変容するまさにその時を生きている」。この出来事を理解するには、偉大な受肉の神話であるキリストの生涯を吟味することが助けになるだろう。
キリストの元型的な生のドラマは、高次の神意によって変容を被った人間の、意識的なライフ(生)と、意識を超えたライフ(生)に起こった出来事とを、象徴的なイメージで描写している。”
😅電磁シャーマン😁 本との出会いというのは、確かにある。電子洗脳分野の悪魔的な科学を加速させる西欧の精神がよって来たる淵源は、間違いなくユダヤ・キリスト教であるから。そしてまたnote投稿するうちにイエス・キリストが典型的なシャーマンであったという気づきを得、シャーマンとしてのイエス・キリストに肉迫するのに、これ以上はない、「キリスト元型ユングが見たイエスの生涯」と図書館で出会った。 まず期待できるのは、↓イエス・キリストまたはキリスト教会への信仰心を失った、そしてその対極に向かう人間が、ひたすらに人間を破壊する科学にのめり込む力学の淵源を探る。↓ ↑さらにシャーマンとしてのイエス・キリストを追求するために、ユングの心理学は最高の相棒だ。↑まさに『シャーマン』からの「はかない世界の一切を放棄し…」の主語をシャーマンからイエス・キリストに置き換えると、イエス・キリストは、宗教の創始者ではなく、偉大な任務を帯びたシャーマンだったということが強くイメージされるから。