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野性のエンジン6. “インテグレーテッド・ブッディズム”という名の日本再生(仏教統合というソリューション)

スリランカの世界的紅茶商社と日本茶産地の循環ソリューションを考えついた時、同時にインド版ソリューションも連想した。なぜなら現在のインド仏教の総帥は日本人僧侶、笹井秀嶺師であるからだ。仏陀釈尊が巨大な量子大津波をおこし2500年の時空を経て、色即是空=ニルヴァーナ=生きている智慧は人類の深層意識内を流れ続けた。釈尊在世時からその極めて偉大な直弟子達が存命の間が、いわゆる根本仏教。ヨーガ神聖科学がチャクラと呼ぶ内分泌系から脳内シナプスまで自由自在に発生操作可能な強烈な内気=プラーナを使ってデザインする。脳内構造を自在に創造できる存在こそブッダなのだ。成ブッダ法と呼ばれる超・超越技法は偉大な直弟子没後、失われ、仏教は大脳の霊性部位から滑り落ち、大脳新皮質の領域=思想・哲学まで俗化した。大乗仏教はブッダの実人生を神話化し、数千年前からの旧約聖書の影響を受けて仏典制作に活路を見出したが、実際の霊力、法力、成ブッダ力は失われたと考えられる。一部は秘密伝授としてアジアと欧州に名前を変えて流入した可能性が高い。ゆえに北伝仏教は中華圏の影響を受けた大乗仏教となり、南伝仏教は根本仏教の要素を濃く受け継ぐ超越技法周辺仏教となったと。仏教を信仰、宗教面でなく、超越技法体系と観る場合、世界に流出した仏教の様々な潮流を再び統合・循環させてジンテーゼするインテグレーテッド・ブディズム=仏教統合は科学的に学術的に可能となる。そしてアジア圏、欧米からの仏教徒、仏教親和層の移民と農業再生(新興国商社買取と仏教徒移民)、新たなる仏教徒檀家組織を形成するチャンスを日本仏教は眼前にできる。ジンテーゼされた仏教は超越技法周辺思想群の融合と超越技法の量子力学的再発見として産官学民連携で取り組まれ、科学的に保証担保されなければならない。理事長と私は、インドへのルート構築の為、日本・インド交流の歴史ある団体を訪ねた。結果、理事長は即座にその団体賛助会員となり、インドのダライ・ラマ政庁やアジア仏教、アメリカ仏教のネットワークの中心にいるP.G氏を紹介頂けることになった。スリランカ仏教をまずは世界的仏教ネットワークと合流させてから、日本伝統仏教と邂逅させる迂回策だ。
このN協会の前会長は暗殺された安倍総理であり、任期数カ月にして会長職は空席となった。協会幹部の方からは、印象深いお話があった。インドの食糧自給率は約140%であり、なんとその40%を廃棄しているというのだ。故安倍総理はこの40%の食糧をなんとか日本に持ってくる政策・外交を模索されていたというのだ。毀誉褒貶のある方だが、日本を真に思うステーツマンでもあられたようだ。


破壊と創造の特異点