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雑草詩句短歌 蔵出し

今は魂のひとつの時代にすぎない

遠くから吹いてくる初夏の風に

みずみずしい雲も流されてゆく

地平の青い山影は

私がまだ若いゆえに

憧れを許すのか

ああ  雄大な太陽の雪が降っている

あの遠方に

光る山道をたどる

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