雑草詩句短歌
時間を惜しまなくなってどれだけたつだろう 日が流れるままになって何年過ぎたか 漂流なのか大きな潮なのか 昼も夜も私は乾燥植物のようになってしまった
変わらないのは野山の形と川筋だけ 太陽も季節も町も住人も みな見知らぬものとなった いったいどこに向かっているのか
(画像は"人魚の村"、デルヴォー作。平凡社世界大百科事典より。)
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