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セールスレターを書くのはセンスではない。「技術」なので学べば誰でも必ず上達する
セールスコピーライターの野口です。
本日は、セールスレターを書くのはセンスではない。「技術」なので学べば誰でも必ず上達するという内容になります。
セールスレターを書く時に誰もが一度は思うこと。
それは「本当に自分でも書けるのか?」という心配です。
確かに、何をどこから書けばいいのか、どういう順番で書けばいいのかがイメージが湧かないかもしれません。セールスレターは比較的長文なので、長文を書ける文章力がないと不安かもしれません。また、読者を引き込む文章のセンスもないと感じているかもしれません。
しかし、まったく問題ありません。
実は、セールスレターを書くにはセンスもオリジナル要素も文章力もほとんどいらないのです。
ライティングの業界では、セールスレターを書くことは、「クリエイティブではなくコレクティブだ」と言われています。
つまり、新しいアイデアを生み出したり、クリエイティブで芸術的な作品を作ればいいわけではないのです。それよりも、必要な素材を集めて、それをセオリーに沿って編集していくことがセールスレターを書く際に求められているのです。
どういう順番で何を伝えていけば売れやすいのかということも全部セオリーがあります。
「序盤は読者の興味を引きベネフィットを伝える。中盤は信頼感を高めるために証拠や実績を列挙していく。終盤は読者にやってほしい行動を限定性を煽りながら呼びかける」といった鉄板のセオリーがあるのです。
実際に、今ネットで公開されている様々なセールスレターもそういう構成になっています。見たこともないような衝撃的な構成のレターなんてほとんどありません(仮にあったとしても、ファン向けレターか本業のコピーライターが書いている可能性が高い)。
料理と同じです。
素材があって、素材をどういう工程でどう調理するのかが書いてあるレシピがあれば、誰でも一定レベル以上の料理ができあがるのと同じです。難しいことをする必要はありません。
もちろん、僕はセールスレターを書くのが本業なので、多くのパターンを研究したり、あえてセオリーやテンプレートから外して衝撃を与えるといった、創作料理のようなこともやったりすることもあります。
しかし、自分の商品・サービスをセールスレターを使って売ろうと思っているだけなら、凝ったセールスレターはいりません。レシピに沿って順番に作り上げていけばいいのです。センスはいらないのです。
むしろ、セールスレターの素材となる部分に注力するべきなのです。お客様の成果事例を増やしたり、客観的な証拠やデータを集めたり、お客様が喜ぶようなベネフィットを考えたりするということのほうが優先されます。
レターは技術です。
学んでレシピ通りに作れば最低限合格ラインの料理は作れます。不味くて食べられないなんてことはありません。
それに書けば書くだけより美味しくもなっていきます。
誰にも真似できないオリジナリティを出したいとか芸術的に書きたいとか、まるで創作料理のようなことをしたいなら話は別ですが、そうでないならレターを書くことはそんなに難しいことではないのです。
まずは素材を集める。次にセオリーに沿って順番に組み立てる。まずはここからです。
ということで、セールスレターを書くのはセンスではない。「技術」なので学べば誰でも必ず上達するという内容でした。
具体的な素材集めの方法や、セオリーの紹介など、このnoteで公開していっていくので他の記事もご覧ください。
では、本日は以上です。
ありがとうございました。