意外と知らない意思決定の法則
管理者やリーダーと呼ばれる立場の方は、度々「判断」を強いられます。
むしろ、そのようなポストの方は、決めることが仕事。
そうなると「判断する」「決める」ということに対して、それなりのスキルを身につけないといけません。
仕事で面白いのは、その業種業種の専門スキルを身につけることも必要ですし、その上で自分の職務スキルを身につけることも必要なところです。
管理職であればマネジメントスキルを学ぶことは専門スキルを学ぶことと同様に最優先科目だと思っています。
今回は、そのスキルの一つである「決めること」についてお話しします。
何かを決める時に、自分の判断基準は持っていますか?
■意思決定についての理論
意思決定の話をしたいと思いますが、今回はいきなり「結論」を言います。
これは、私も日頃から心掛けていること。
自分が判断をしないといけない場面にきたら、
速く、強く決める。
シンプルですが、このことを意識しています。
正直、判断に悩む場面は多々あります。でも、とにかく、早く、強く決める。
実は裏付けがあります。
意思決定に用いられる「ファーストチェス理論」って知っていますか?
ファーストチェス理論は、チェスで「5秒考えた手」と、「30分かけて考えた手」は、実際のところ86%が同じ手になるということです。
つまり、「よい意思決定をしよう」とか「正しい意思決定をしよう」と色々考えたところで、結局意思決定は最初に考えたことに落ち着くということ。
そう考えると、時間をかけずに「速く」決めることは、決して間違いではないと言えるのではないかと思います。
■反対意見に対してはどうするか?
そうは言っても、反対意見があったらどうするんだ!と思うかもしれません。
いやぁ、ほんと意思決定するのに、反対意見が出た時は、困りますよねー。
しかし、「速く」に加えて「強く」決めるということが重要です。
孤独を恐れず、チームのために、速く、強く意思決定をする。それでいいと思います。
部下に聞かれたこと、会議の場面、意思決定を、先送りにするのをやめましょう。とにかくその場で決める。
何か買い物をする時に、即決出来る人は、自然とそれが身についていると思います。
#めんどくさいだけかもしれませんが
■意思決定よりも大事なこと
意思決定をすることも大事ですが、それよりも決定後にどれだけ実行できるかの方が重要だと思います。
例えば、マニュアルを作ったけど、誰もそれ通りやっていないということは、よくあることです。
#弊社もあやしい…
リーダーは、意思決定も重要な仕事ですし、決定したことに対して、ちゃんとフォローすることも重要な仕事です。
たかが意思決定でも、リーダーのやることはたくさんありますね。
もし部下から相談されたら、即決してみましょう。
決めることは、訓練で磨かれると思ってます。
現場からは、以上でーす❗️
記事に共感した❗️という方、サポートいただけると嬉しいです🤣これからも学びをシェアし続けます。