#12 ブルースリーの映画「燃えよドラゴン」を観てアメリカに行くことにした！
ブルースリーは僕の人生にものすごい影響を与えた偉人。
11月27日はブルースリーが生まれた日。生きていれば今年で８０歳。ブルースリーと言えば世界的に有名で、アジア人として初めてハリウッドで主演したアクションスターであり、少林寺拳法を世に知らしめた人物です。
彼の影響は今も続いています。日本の映画「コンフィデンスマン JP」でもダー子たちが香港に着いて観光するシーンではブルースリーの黄色と黒のトラックスーツを着ています。これはブルースリーが映画「死亡遊戯」で着ていたものです。
ブルースリーは僕の人生にものすごい影響を与えました。僕は子供の頃から海外生活をしたいと思っていました。自由の国、アメリカがいいとは思ってましたが、調べてみると英語を話す国は、アメリカだけでなく、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどいろいろ選択肢がありました。
僕がアメリカに行こうと決めたのは、ブルースリーの映画「燃えよ、ドラゴン」を見たからです。ブルースリーの人間業とは思えないスピードとキレ抜群のキック、パンチ、ヌンチャクの技！しかも、ハリウッド映画で主演。それまでのハリウッド映画では、アジア人は脇役のみ。せいぜい召使い、悪役か運転手役くらいで主演は白人と決まっていた時代です。
そんな慣習を打破して、アジア人が堂々と英語を話して主演し、アクション指導も担当する。「アジア人もできる！」を証明したこの「燃えよ、ドラゴン」は歴史を変えた映画です。
僕はこの映画を見て、感激し、映画館を出た時、すでにブルースリーになりきっていました。家に帰る途中、ブルースリーのパンチやキックのマネをしてました。
「俺もブルースリーのようになりたい！」そう思い、すぐ「少林寺拳法をやらせてくれ！」と親に頼み、自宅から１２キロほどのところにあった少林寺拳法の道場に通うようになりました。
また、ブルースリーの伝記を買い夢中になって読みました。すると、意外なことがわかりました。
皆さんはブルースリーにどんなイメージを持っているでしょうか？「アチョー、アチョー！」と叫んで暴れまわるカンフースターかもしれません。
しかし、知れば知るほどブルースリーは奥が深かったのです。
ブルースリーは哲学者です。
サンフランシスコで生まれたブルースリーは、シアトルにあるワシントン大学の哲学科に入学し哲学を勉強しています。ただのカンフースターではないのです。
少林寺拳法のパンチ、キック、ウエイトトレーニング、肉体改造、気功、精神など格闘技に必要な要素を緻密かつ深く考え、様々な流派、格闘技を研究し載拳道（ジークンドー）というスタイルをつくりあげました。
つまり、少林寺拳法 ✖︎ 哲学で独自のマーシャルアーツを完成させたのです。
ただ、力づくでただ殴る蹴るというわけではないのです。映画「燃えよ、ドラゴン」でも弟子に武術の極意を教える時に哲学的な言葉を投げかけています。この話はいずれしたいと思います。
とにかく、このブルースリーの伝記を読み、さらに感銘を受けた僕はアメリカに行こうと決めました。そしてブルースリーのようになりたいと思い、アメリカの大学で哲学を学ぶことにしました。
ブルースリーは学生時代、中華レストランで皿洗いをしてアルバイトをしていたので、僕もアメリカで皿洗いのバイトをしました。ただ、中華料理店では仕事がなかったので、日本食の居酒屋にしましたが、少しでもブルースリーに近づきたかったのです。
哲学者であり、武道家、アクションスター、映画監督でもあるブルースリーが与えた影響は計り知れません。
ブルースリーの影響で少林寺拳法を学び、そのおかげで体型維持もでき、ブルースリーの哲学の教えは自分の生き方に影響を与えました。
ということで、知的で強いブルースリーを知ってもらえたら幸いです。映画「燃えよ、ドラゴン」は哲学も入っている映画なのでオススメです。
それではまた！ 読んでくださってありがとうございます！
Thank you for reading! Have a good one!
★★★★★ 自己紹介：ロックファンクラブのハヤチカです！★★★★★ 偏差値35, TOEIC180点から990点満点取得の洋楽英語ボイストレーナー、英語マスターコンサルタント。昔の僕のような人の英語マスターをサポートしています。ハヤチカのロックファンクラブはこちら。Have fun at Rock Fun Club !