ポジションをとる。自分の価値を高める。【2019年の抱負】
これが、2019年一つ目の記事になるんですが、えらく遅くなりました。
2013年4月に筑波大学に入学してから、7年目を迎える年です。
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会いたい人に会いに行って感じた「何者でもない」自分
2018年の目標として「フットワークは軽く」を意識して色々なところに行き多くの人に出会いました
そこで得られた経験や人との出会い、繋がりはこれからの財産になってくれると思います。
一方で、多くの「会いたい人」に「会いに行った」なかで、自分のアクションに疑問がわくことが幾度かありました。
会話が弾まないんですね。
主な理由は「相手はこちらに興味がない」からだと思っています。会いたいと思う人はみな忙しい方ばかり。
そのわずかな空き時間をもらって、こちらは何かを手に入れようとして会いに行くんですが、ぼくは相手が「手に入れたい」と思うようなものを全然持ってなかったりする。Win-Winではなく、こちらが相手の時間を搾取しているというのであれば、会話が弾まないのも当たり前です。
今年は戦略として「会いに行こう」と方針を貫きましたが、今では
「会いたい人には簡単に会いに行くな。会いたいと思ってもらえるまで我慢しろ。」
というような意見に、確かにそうだよなあと思っています。
(でも、これも時と場合と運にもよるかなと思うので難しいところだと思っています。場数なのか。)
実力をつけて、結果を出す。そしてそれを繰り返して続ける。
そして「○○の人」と表現されるようになってそこで初めて、「会いたい」と思ってくれる人が現れるのかもしれない。
いまの僕は「あれもこれもやりたい人」で、これは面白くない。
人の興味を引くレベルで「あれもこれもやっている人」は、面白いと思う。
そして、その途中に「○○の人」があるように思うのです。
「何をいまさら」と思われるかもしれないし、自分でも思うんですけど、ここに来て腑に落ちた感じがしているのです。
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ポジションをとれ
徳島ヴォルティスの井筒選手がプロサッカー選手を引退するということで、そのインタビューを読んでいるとこんな一節が。
『サッカー選手なのに考えているよね』というポジションは取れていて、それはかなり得でした。普通にやっていたら会えない人に会えたりしたし、それはサッカーという切り口を持って語れるから。
文章が上手で、サッカー以外の関心ごとやサッカー選手の価値やキャリアのあり方などに言及されていた井筒さん。
彼は「サッカー選手」というポジションをとって、そのうえで自分を広げていったのだと改めて思いました。(インタビューでは、これからは逆に「そのラベルをとった自分を試す」という話がありました。)
僕はポジションを取らなくちゃならない。
器用貧乏で終わるのはいやだな。
自分の興味を狭める必要はないけれど、現時点での優先順位は常に必要だ。そう思っています。
その中でやはり「サッカー」、「指導者」というところに今年の優先順位があります。
そこでひとつ、自分の価値を高めて、自分の魅力にしていきたい。
Twitterやnoteでも、見返すと「やっていること」の発信が多くないことに気づきます。実はサッカー指導者としての発信はほぼ皆無。
ちゃんと、叩かれるところに出なくてはと思っています。
ただ、やはり将来の自分の望むあり方を目指すうえで、そのポジションそれだけになってはいけない。
ポジションをしっかりとって、自分の価値を高めながらも、
将来「サッカー指導者×○○」というように自分を差別化できるように、
引き続きアイデアを貯め、感性を磨いていく1年にしたいと思っています。
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つくばでのやるべきこと
今年は昨年より、つくばで活動することになると思います。
この1年が、僕のつくばでの生活のまとめであり、仕上げです。
そうあるべきだと思っています。
慣れ親しんだこの街は僕にとって居心地のいい「ラクな場所」であり、だからこそ環境を変えなくてはならない。だから、これが最後の1年の予定です。
大学のサッカー部での指導者としてのチャレンジも、
学生と子ども達や地域を結ぶグラスルーツでの活動の展開も、
お世話になった研究室での論文執筆も、
ここでやり切らねば次はない。そういう心持ちです。
不安は尽きないし、いつだって悩む。進路変更もあり得る。
ただまずは、いま自分が感じていることやこうありたいと思える自分に正直に、取り組んでいこうと思います。
ポジションをとれ
批判を恐れるな
理想を語れ
ファイティングポーズを見せろ
かっこつけずに、でもかっこよく生きるために、今年も頑張ります。
2019年1月8日