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初めての新生児(0歳)育児を乗り越えてた私の体験


2023年に初めてママになった私は、今1歳を迎えた子どもと日々過ごしています。新生児期には多くの苦労がありましたが、乗り越えた今、これからママになる方や同じく奮闘しているママたちに、少しでも役立つ情報を共有できればと思います。


不安なスタート:異国の地での子育て

妊娠中に夫の転勤が決まり、私たちは都会から地方へ引っ越しました。私は東南アジア出身で、夫は日本人。引っ越し先には親族も知り合いもいない状態で、不安を抱えながら新生活をスタートさせました。

出産後、2ヶ月ほどで夫は単身赴任となり、私は2ヶ月の赤ちゃんと二人きり。体も完全には回復していない中、3時間おきのミルクやオムツ替え、家事、買い物などを一人でこなす毎日は、想像以上に過酷でした。車でしか行けない買い物、そしてペーパードライバーの私は外出すら難しく、次第に睡眠不足と疲労が積み重なり、体調も崩していきました。

心の負担と孤独

どんなに可愛い我が子でも、24時間ずっと泣く赤ちゃんとの生活はストレスが溜まります。周囲から「よく頑張っているね」と励ましの言葉をもらっても、実際には疲れが取れるわけでもなく、むしろ「そんな言葉より、誰か子どもを見てほしい」と感じることもありました。

特に、赤ちゃんが体調を崩した時や日本語の医学用語に不慣れだったため、病院での対応にはさらに不安を感じました。国が違うことで親にも気軽に相談できず、精神的に追い詰められる日々が続きました。夫とのケンカも増え、家庭内でもストレスが絶えませんでした。

乗り越えた方法—自分の生活を少しでも楽に

そんな状況の中、まずは自分の生活を少しでも楽にする方法を見つけることが重要でした。例えば、買い物はネットスーパーを活用し、重いものはまとめて購入。料理は冷凍食品に切り替え、洗い物を減らしました。毎日頑張りすぎないようにして、洗濯や掃除は気が向いたときにやる程度に抑えました。

  1. また、赤ちゃんがずっと泣き続けてどうしようもないときは、イヤホンをつけて少しの間ネットを見たり、気持ちを落ち着けるために赤ちゃんから一時的に距離を置いたりしました。これは、しんどい状況下で虐待に走らないための自分なりの対策でした。

他にも、100円ショップで購入したお皿をストレス解消に割ったり、お庭で怒りを込めて草引きをするなど、体を動かして発散しました。こういった小さな工夫が少しずつ心の負担を軽くしてくれました。

少しずつの成長と自分の回復

赤ちゃんが5ヶ月を迎えた頃には、私も運転できるようになり、日々の生活に少しずつ余裕が生まれました。公園に行ったり、コンビニでの買い物で気分転換をしたりすることで、ストレスも軽減していきました。離乳食は手作りせず、市販品を使うことで手間を省き、ストレスを減らしました。

そして、子どもが1歳になる頃には、普通のご飯をパクパク食べ、ミルクも卒業する時期に。今では一緒に笑ったり遊んだり、幸せな時間を過ごせるようになりました。

新ママへのメッセージ

今、同じように育児で辛い日々を過ごしているママたちへ。育児は決して楽ではありませんが、そんな日々も必ず終わりが来ます。ストレスを感じたら、自分に合った方法で発散してください。無理をせず、頑張りすぎないことが大切です。

「頑張って」とは言いません。もうすでに十分に頑張っています。ただ、今の辛い日々が必ず過ぎ去り、逆に懐かしく思える日が来ることを信じて、少しずつ乗り越えていきましょう。

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