出逢いってほんとに奇跡らしい

人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。 しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に。ただし内に求める心無くば、縁は生ぜず。


上の森信三の言葉にあるように、人は出逢うべきときに、出逢う人に、出逢うべくして出逢う。人と人が出逢う確率は、250万分の1らしい。全然想像がつかない。ただすごい奇跡なんだなってことは分かる。私とあなたがこうして出逢えたこと、そりゃ、もうすごいんです。


尊敬する人、大好きな人、大嫌いな人、苦手な人、どんな人も自分にとっては大切な出逢いであって、ようは、全員自分の成長には欠かせない人達なのである。いい所を盗み、嫌なところは反面教師にする。そうやって人はどんどんいろんな人から色んなものを学んで成長する。

だから、どんな出逢いにも「ありがとう」って感謝するといいのかなってここ最近は思う。

あの人のことが嫌いだと言う人は、もしかしたら同じ部分を自分が持っているのかもしれない。はたまた、妬み嫉みからくるものかもしれない。本当に生理的に受け付けない人もいるかもしれないが稀なことである。


袖振り合うも多生の縁

昔の言葉にあるように、知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁であるという。電車で隣り合う人も、居酒屋の注文を取りに来る人も、全ての出逢いが自分にとって素晴らしいものであると、言葉が教えてくれている。日本語っていいよね。なんかこういうところがさ、日本のいいところだなって思うんですよ。もう、だんだんと知られなくなった日本の言葉にはとても深いものがあったりする。素敵じゃないですか。せっかく日本に生まれて、日本で育っているからさもっとたくさんの言葉に触れたい。


言霊って信じますか。僕は信じます。
あると思うんです。そういうの。言葉の力ってすごいなって思います。簡単に凶器にもなると言います。たしかにその通りだと思う。でも、反対に誰かを喜ばせたり、幸せにしたり、勇気づけたり、落ち着かせたりできるのも言葉の力だと思うんです。どうせ使う言葉なら後者でありたい。言葉一つで、なにか一言で、誰かを幸せにしたり、安心したり、喜ばせたり、勇気づけたりしたい。上からものを言うのではなく、隣でそっと寄り添えるような言葉を発したい。
綺麗事だと言われれば、それはそれでいい。だって、世の中案外綺麗事で成り立ってませんか。成り立ってると思うんですよ。もっと素直に、余裕を持って生きていきたいですよね。

私もあなたもせっかく出逢えたのだから
さようならをするときには、良かったねって
あなたと出逢えて良かったって言えるような
そんなものにしましょうよ。

まだ出逢えてないあなたに
いつか出逢えることを楽しみにして
今日もまた生きていきます。


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